活動紹介 − 議会報告

【12.12.05】異例の人事に異議あり!

一般質問で

新市長に就任した、内田市長。
32年前の事件を彷彿させるような、異例の人事(12月4日付中日新聞)  

一般質問でただす

  翌5日の一般質問でただしました。
実際には、これまでの事例を聞いただけではありません。

昇格させるのにふさわしい実績や、人事評価を聞きました。

報告は後日 いたします。

以下、その時の原稿を掲載します。
(ただし、現場に応じたアドリブ、いっぱいなので正確ではありません。)


(4)金権腐敗政治と無縁な透明で公正な行政の運営

 市長選挙中、市民の間からは、「30年前に、汚職の名で岡崎を全国にとどろかせたいわゆる内田事件ような事件がまた起きないだろうか」という声が少なくなく聞かれました。

○市長は、32年前の事件の候補者であり、当然、無関係、責任なしという立場ではありませんでしたが、この事件の反省に立って、今後の岡崎市の市政運営における政治の透明性、公平性についてどのようにお考えでしょうか。

○金権政治、選挙違反の温床となるのはぐるみ選挙です。個人の思想信条を無視して、団体や企業ぐるみで特定の候補を応援する選挙が行われているように思えます。内田候補は、こういう推薦状をつくって、全学区あるいはほとんどの学区から推薦状を取られたのではありませんか?お答え下さい。

○岡崎市が総代さんたちに渡されている「町内会の手引き」には「政治活動について、「町総代が個人的に活動することについては、何ら制限を受けるものではありませんが、町総代の立場を利用して、町内会員を対象に活動することは好ましくありません。」とあります。学区は、町内会が集まってできています。町内会は、政治団体ではありません。その学区が、特定の候補者の推薦をすると決定することは、町内会の手引きにある、「好ましくない」にあたるのではありませんか?市長の見解をお聞かせください。

○ 1980年の買収事件も1990年の事件も、総代会を使った選挙が温床にありました。こうしたことを反省すべきではないのですか、お答えください。

今回の選挙後、公選法で違反とされている事務所への「当選御礼」の掲示などの行為がありましたが、ある候補者の町内会ではこういう回覧が回されました。「選挙期間中皆様のご協力ありがとうございました。○●町内の○●候補が ○選を果たされました。期待したいと思います。選挙について(お礼)」とかかれています。まさに町内会ぐるみで、選挙が行われ、選挙違反の御礼の文書が頒布されたものです。まさに事実ですね。こうしたことには、議員自らの倫理性も改めて問われるところです

○金権政治の献上品や見返りは、金品だけではありません。公共工事の受注もあります。職員の待遇、人事もあります。市民のために一生懸命仕事をしたい、多くの職員がそう思っています。そしてその業績を評価されたい、それが正式な昇級昇格につながるべきです。その評価も透明性があり、納得のいく評価でなければなりません。
 昨日の中日新聞に掲載された記事、一日付の人事を例にして透明公正な行政の運営について伺います。
○記事によれば、副主幹から課長級への2階級?も飛び越えるという、こういう人事は過去10年間にあったか

○課長候補者選定試験に合格せずに課長以上に昇格した例は、10年間で何件あったか

○退職前 一年未満の内に 昇格した例は10年間のうちにありますか

○2階級特進で給与は月額10万円ほど上がるのではないですか?退職金は600万円ほど上がりませんか?

○市長公室参事について、私が11月6日の総務企画委員会で、質問をした際には、市長の公約実現のための参事を増やす必要などは全く言われませんでした。いつどこから浮上してきたのですか?

○ 職員給与規則代20条には昇格は1級上位の職に   。とあります。ただし2項で2級以上上の級へは市長の定めた    とある。この人事は、市長が定めたことと言ってよいですね

○果たした業績の何を持ってモチベーションが高い、適材適所だと言われるのか。高いモチベーションを持っていると評価された理由はなんですか、この職員が企画立案の部門に何年所属したことがありますか、透明性をもって人事の妥当性を説明してください。

○こうした不透明で異例な人事が日常茶飯事に行われたらなにが起きてくるでしょう
 市民のために一生懸命がんばってきた職員さんたちの市長や人事担当者への不信が募り、やる気をなくします。市長の気に入ることだけをしていれば、同僚も市民もないがしろにする、こんなこともおきてきます。金品で昇格を求めうことも起きてくるかもしれません。
職員は上司や市長のご機嫌伺いをする職員ばかり増えたら、「全体の奉仕者という公正かつ誠実に職務を執行する」という職員の服務規程も守られません。市長は、これからもこういう特例人事を続けるのか、お聞かせください。
 これは慎重に答えていただきたい。○○○人職員のモチベーションをマネージメントするトップとしてのご答弁をお願いします。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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