活動紹介 − お知らせ

【18.08.05】断水回避!上水の災害対策の課題

乙川上流にある特別養護老人ホームから重油が流出し、男川浄水場の取水を一時停止しました。

7月18日、午後8時に市民から乙川に油が浮いていると通報
19日午前3時30分、大平水源取水停止 
同日 午前8時50分  男川取水口 停止
同日 午後3時ころから断水の可能性が発生

防災メール、広報車、報道機関などから周知、給水車の準備
消防署による取水口付近へのオイルフェンスの設置や上流でのオイルマットの対策
同日 午後4時ころ 断水回避を発表
同日 午後7時30分 取水再開

男川浄水場は、市内の人口:約19万人  約8万1千世帯に配水しています。断水になれば、非常に大きな影響が出ます。岡崎市は断水を防ぐために県水の増量を県に要望し、県水を大西配水施設へ送水、その他、本宿配水場エリアの一部にも送水、仁木浄水場から根石配水場のエリアに送水するなどの手立てが取られました。

今後の課題 水道民営化反対

今回、広報車やメール、ホームページなどで一部の人たちに断水可能性のお知らせが届きましたが、圧倒的多数の人たちは、知らずにいました。
今後 南海トラフ巨大地震が想定される中で、水道管の耐震化は進められているものの、実際に浄水場が機能しなくなった時の対応を現実的に考えるべきです。
高齢者世帯が増える中で、給水車が来ても水が運べない、という問題も出てきます。
男川浄水場に貯留している水量は一日ももちません。
耐震水槽を地域に数多く作ることや給水車の配置増など今後の課題がみえてきました。
国がすすめる水道の民営化などとんでもありません。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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