活動紹介 − 議会報告

【16.10.02】審議不十分な政治倫理条例

形だけの条例ではなくすべての議員が守るべき内容とするために

9月定例議会の最終日、議会運営委員会提出による「政治倫理条例」が可決されました。この採択に当たり、日本共産党は、以下の理由で、反対しました。

二度の買収事件の反省から生まれた政治倫理要綱

岡崎市は今年市政施行100周年を迎えましたが、この間、昭和55年には建設業界との癒着による内田買収事件と平成元年の杉浦買収事件と二度に渡って全国に岡崎市の汚名を流す事件がありました。
杉浦買収事件では13名の議員が被買収の疑いで逮捕され、議会運営そのものが成り立たない状態になりました。市民と議会を巻き込むこの事態を三度も起こしてはならないと、肝に銘じ、現在の政治倫理要項・細則が作られました。
補欠選挙を経て新たに選出された議員が多い中で、喧嘩でもいち早く議会が自ら襟を正そうと、自民党系会派も先頭に立って作られました。

審議不十分ならば作らないほうがまし

今回、条例制定に至った「セクハラ事件」は、またも岡崎市の名前を全国に知らしめるものとなりましたが、議員としても人間としてもあってはならないことです。規範を示すべき議員が、余りにも次元の低いことで、議論に値しないと言わざるを得ません。
日本共産党は、6月議会において政治倫理委員会の開催を要求し、「議員の岡崎市議会における政治倫理向上に関する決議」をあげるよう提案しました。

「市民に公表」の項目が削除

今回提案されている条例については、すべての議員が、守るべき・守れる内容としなくてはなりません。しかし、残念ながら、そのための論議が不十分であると言わざるを得ません。 9月13日に行われた全員協議会の場で説明が行われましたが、それまでは政治倫理委員会の限られた委員でのわずか3回の審議で傍聴議員にも発言の機会は与えられていませんでした。
形ばかりの条例であるならば作らないほうがまだましです。
また、政治倫理要綱にある「政治倫理委員会は、措置に従わなかったものがあるときは、違反した事実の内容および氏名を市民に公表することができる」とする条項を削除し、「政治倫理委員会の委員長は審査の経過または、結果について必要と認めるときは公表することができる」と中身が後退しています。
十月には改選が行われます。新しく選出された議員で十分な審議のうえで条例を作ってもよいと考えます。拙速な条例制定に反対しました。

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