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【19.11.03】「高額な補聴器に補助を」署名を始めました

「耳が遠くなると孤立感が強くなり、認知症につながる」と言われています。ところが、補聴器はたいへん高額な上に壊れやすいものです。

北名古屋市を視察

  10月4日、愛知県下で唯一、難聴高齢者補聴器購入費補助を実施している北名古屋市へ話を伺いに行きました。
北名古屋市は2016年に西春町と師勝町が合併して誕生した人口約8万6千人、高齢化率24%の市です。ちなみに岡崎市は、人口約38万8千人、高齢化率22・83%です。

三十年前から実施

補聴器購入費補助は旧西春町が昭和63年から実施している制度で、合併後も継続しています。

【制度の概要】
 対象は、70歳以上で身体障害者6級相当と医師が診断した方が対象です。
 所得制限なし。補助額は購入費6万円以上の場合3万円、購入費6万円未満の場合は購入費の半額。5年経てば改めて申請が可能なので買い替えも可能です。
 身体障害者6級相当とは両耳の聴力レベルが70dBデシベル(片耳では90dBと50dB)以上のもので、70dB以上とは40cm以上の距離で発生された会話語を理解し得ない状態です。

【実績】
 2018年度…5人  15万円
 2017年度…7人  21万円
 2016年度…3人  9万円
 2015年度…3人  9万円
 2014年度…5人   15万円

と、最近はみな6万円以上の価格の補聴器を購入しています。


障害手帳には抵抗感

実績としては少ないようにも思えますが、身体障害者福祉法による補聴器の給付を受けている方もいるので、補聴器購入補助としてのニーズはあると考えているそうです。

 6月議会一般質問で「岡崎市でも補助を」と提案(新免はるか市議)した時には「身体障害者手帳の取得を促し、高齢者の補聴器の活用を推進していきたい」との答弁でした。
 今回、北名古屋市の話を伺うと、「30年以上前に始まった制度なので経緯など詳細は不明だが、障害者手帳取得への抵抗感を持つ方もみえる。補聴器の支給対象となる身体障害者6級相当の方には医師の診断書だけで支援できるようにしたものと思われる」との事でした。
 ぜひ岡崎市でもこの考え方で実施をすべきです。

全国的運動へ

全国的に補助制度を求める運動が起きています。補助制度があれば補聴器を購入する人が増え、補聴器自体の価格が下がり、メガネの様に買えるようになるかもしれません。
「補聴器の購入補助はして、メガネはしなくていいのか」と言う声もありますが、難聴は鬱や認知症の原因にもなる事が指摘されています。

介護費の抑制にも

政府の統計によれば、認知症の予防対策などを行った場合、2034年に必要な60歳以上の介護費を約3兆2千億円抑制できると政府が試算しており、約14兆5千億円が見込まれる介護費の約2割を削減できることになります。

 本人のためにも、介護費抑制のためにも、補聴器の購入費補助が求められます。

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鈴木まさ子 新免はるか 中根よしあき きまた昭子
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