活動紹介 − 活動レポート

【11.05.17】防災などの緊急課題 市長に申し入れ

 いっせい地方選挙が終わり、各自治体の日本共産党地方議員団は、公約実現のための運動に取り組んでいます。
 岡崎市dも、各自治体の課題や進んだ施策に学び、防災など現在岡崎市が早急に実施しなければならない3つの施策について、市長に申し入れを行いました。

防災の強化について

 東日本大震災は,M9という防災計画の想定を超える地震となりました。
 東海東南海地震が今後30年以内に発生する確率は87%と言われています。
 愛知県は震度6弱(M8.27)を想定していますが、今回の東日本大震災の教訓からM9に想定を引き上げる必要があります

1.防災計画の見直し

 現在の地域防災計画をM9を想定したものに変更してください。
 防災マップ、液状化マップも見直してください

2.耐震工事補助の追加

 昭和56年以前に建築された木造住宅の耐震工事への補助は、国が30万円を追加し、上限90万円となりましたが、申し込み開始日にすでに応募がいっぱいになってしまい、平成23年度すでに補助枠がありません。
 国に補助の追加を求めるとともに、岡崎市においても、補助額の増額を行ってください。

3.同報無線の設置

 東日本大震災でも屋外拡声器で避難を促した地域では、多くの命が助かりました。
 岡崎市では、水害のあった地域と河川に水位計とスピーカーが設置されましたが、放送できるのはサイレンのみであり、これでは警告の意味が住民に伝わりません。
 音声が放送できるよう直ちに改修するとともに、スピーカーの設置場所を公共施設の屋上などに増やしてください。

4.防災ラジオの配布

 東海豪雨・平成20年八月末豪雨後、 町総代・民生委員・床上浸水被害のあった家庭などに平成21年、22年に防災ラジオが配布されました。
 希望者には低廉な価格で販売されました。
 さらに広範に普及するために、豪雨時に床下浸水にあった世帯・高齢者障がい者世帯・生活保護世帯に無料配布してください。
 防災ラジオを低廉な価格で再度販売してください。

5.液状化対策

 矢作・六ツ美地域では、液状化による家屋の損壊が心配されます。早急に対策を検討するとともに、地盤軟弱地域・盛土地域・液状化予想地域には建物や開発を制限してください。

6.避難場所の安全検討

 避難所の安全性を確保してください(液状化地域、浸水地域、急傾斜地付近など)

7. 実態にあった避難訓練を

 夜間の訓練や要援護者の参加など、実態にあった避難訓練を行ってください。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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