活動紹介 − 議会報告

【11.12.02】安心して老後がおくれる老人福祉施策

きまた昭子 一般質問

来年度の保険料見込み4390円

   岡崎市の介護保険料は県下で4番目に高い4100円(65歳以上、非課税世帯)でした。 
11月15日に行われた介護保険運営協議会で出された来年度から3年間の介護保険料見込みは4390円(標準)です。
 日本共産党市議団はこれまで、「基金の取り崩し」「サービス量の見直し」「高所得者への段階を広げる」などにより保険料引き下げを求めてきました。
 今回は、所得階層を9段階から10段階に一つ広げることで、低所得者への負担軽減がはかられ、基金もこれまで14億円の積み立てを5億円に切り崩したことから、当初国が示していた「5000円を超える」保険料は回避されました。
しかしながら、まだ、被保険者にとっては高額な負担です。

特別養護老人ホーム・ショートステイベッドの増を

 全国で特別養護老人ホームなどの施設不足から、国は、在宅介護にシフトを移すことを発表しています。
 在宅介護を支えるのは、ショートステイと24時間ヘルパーですが、来年度からの介護保険計画の中で、ショートステイをどれだけ増やしていくか、市は明確な答弁を避けました。
24時間ヘルパーは、夜間の他人宅への訪問、ヘルパー不足、などから実現している自治体は数多くありません。

元気な高齢者を応援 寿バス切符の復活・ボランティアポイント制を

   介護保険料を払いながら利用していない高齢者は約82%。医療を利用している人もいますが、「なるべく元気でくらしたい」と努力をしている方も少なくありません。
 寿バス切符がなくなったことによる高齢者の落胆の声、復活してほしいという願いが多く届けられています。きまた昭子市議は「たとえば名鉄バスの昼間のとくとくパスの購入支援などを提案しました。
施設ボランティアで元気にがんばる高齢者もいます。 
介護保険を使う際、少しでも負担を少なくするよう、ボランティアをした分だけポイントを付け、後に利用料の軽減などに使えるような制度を作ることも提案しました。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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