活動紹介 − 市政情報
【12.02.17】岡崎市景観基本計画策定
住民の合意に基づいた実効ある計画に
岡崎市は2月7日、「岡崎市景観計画」を策定しました。
大規模・高層建築物に規制がかかること、屋外広告物に制限をかけること、景観資産・眺望景観保存、、景観重要建造物、樹木などの指定、重点地区の設定などが行われます。
景観形成重点地区を、八帖地区、藤川地区、ビスタラインと 具体的に決定したことが特徴です。
大規模開発、超高層ビルに規制を!一貫して要求してきた日本共産党
日本共産党市議団は、これまでも、景観や住環境を壊す大規模開発や高層建築物、交通の流れを変える大型店舗などについて、住民と一緒に、運動をし、「岡崎市水と緑歴史と文化のまちづくり条例」を作らせてきました。
時すでに遅しの声も
景観計画を作るに当たり、各地で数回の住民説明会も行われてきました。
岡崎城の周辺はすでに、高層マンションが建設され、周辺住民や市民からも失望の声が聞かれており、時期的に遅きを失しているものの、景観を害するものに対する初めての規制となることが期待されます。
民間の住宅などにも規制がかかることから、今後も関係者の合意で進めることが必要です。
藤川宿脇本陣跡
藤川町、市場町の旧東海道沿線
<将来の景観像>豊かなくらしに宿場町の風情がただようまちなみ
<景観配慮指針> 八帖に同じ
八帖味噌蔵通り
矢作川、名鉄本線、国道一号線、で囲まれた248号線の西側の地域
<将来の景観像>くらしと地場産業が共生し、活力あふれにぎわいのあるまちなみ
<景観配慮指針>
まちなみの連続性を失わない門や塀、突出しない建物の高さ、勾配屋根を基本、低彩度の壁等の色
ビスタライン:
大樹寺山門から岡崎城天守閣を結ぶ直線とその後景
<将来の景観像>一幅の絵のように美しく、都市の風格を感じさせる岡崎城の歴史的眺望
<景観配慮指針>高さは岡崎城への眺望を阻害しないよう、眺望展から見える屋根の形状や素材、色彩、広告物を設置する場合は、みえないようになど。
大樹寺山門から見える岡崎城
これらのほかにも額田千万町、二十七曲などで景観の保全に一部取り組まれています。