活動紹介 − 市政情報
【12.03.16】岡崎夏まつり 五万石おどり・みこし休止に
市民から3000筆を超える陳情
2月21日、東海愛知新聞で、岡崎市は「財政が厳しい」ことを理由に、平成24年度の夏まつりの五万石みこしとおどりの休止を決定しました。
1月末に庁内で休止を決定。2月中旬から参加者、地元商店街などに説明が行われました。「マンネリ化もしており、今後どういう形で行うか検討するために休止をした」(観光課長)とのこと。
その後の地元や参加者の動きの中で、3月議会の答弁では「行政主導ではなく市民が主体的に行うのであれば市としても支援をする」としています。
市民が作ってきた岡崎市の伝統行事
五万石おどりは内田市長時代に始まりました。その後みこしの参加、子どもたちや若者たちによるよさこいなども踊られています。現在65団体が参加していますが、独自のコスチュームや鳴り物、飾り物などで、康生交差点から伝馬交差点を往復していきます。沿道には、商店街などの出店が並び、岡崎市の夏の風物詩であり伝統となっています。
一方的な決定でなく市民の意見を聞いて
夏まつりは行政のものではなく、市民・住民・参加者のものであり、今回の一方的な「休止」に対し日本共産党は反対です。休止決定の前に参加者や地元の意見を聞き、どう改善していけるのか、相談すべきです。
2千万円の経費削りつつ公共事業継続
財政が苦しいからといいますが、無駄な公共事業をみなおせばお金はあります。
五万石おどり・みこしに要する経費は、岡崎市観光協会に年間一括して委託していますが、約2900万円です。さらに節約によって2千万円程度に縮められます。実らず残念です。
参加者のみなさんに緊急アンケート
日本共産党岡崎市議団(きまた昭子、鈴木まさ子)は参加団体に対し緊急アンケートを行い、みなさんの声をお聞きしながら、休止の中止を求めていきます。