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【13.06.26】「違法」をめぐり発言取消事件
6月議会最終日
6月10日に行った私の一般質問の中で
「違法行為である」「公務員としてあるまじき行為」などの
発言を巡って
発言の取り消しを求める動きがありました。
一般質問では
岡崎市の岩津地区と西蔵前地区で行われている開発について
農用地の解除の
市街化区域への編入
造成行為
水害対策
などについて、法を逸脱している点を指摘しました。
一般質問の概要です。
一般質問概要
質問当日は、議長からも他の議員からも理事者からも
発言の問題を指摘する声はなく
議会は正常に進行しました。
異常な理事者側からの発言取消依頼
一週間後に、理事者側から「説明をさせてほしい」と申し出があり
日本共産党岡崎市議団は、「違法でない」旨の説明を受けました。
その中で、私の発言の取消をしてほしいとの依頼がありました。
議員の発言を理事者側から取消を求めるなど異常なことです。
発言取消を巡り議会が空転
26日、最終日の冒頭、私は事実誤認をしていた部分について発言の取消を求めました。内容は以下の通りです。
発言取り消し申出書
その取り回しを巡り、各派代表者会議や議会運営委員会が行われましたが、議題への載せ方の議事の取り回しで議会が約1時間空転しました。
日本共産党以外の議員からも「規則通りに」「日程にまず載せること」などの声が上がりました。
最終的に発言は賛成多数で取り消されることになりました。
自民清風会から緊急質問で理事者に弁明の機会
終了直前に、自民清風会山崎けんしん議員から「緊急質問」の動議が出され、議会運営委員会が開かれ本会議では賛成多数(日本共産党市議団は反対)緊急質問を行うことが決せられました。私も同じ項目で「違法である」旨の質問を行うために緊急質問を通告しましたが、賛成少数(日本共産党市議団と大原議員)で否決されました。
山崎けんしん議員の質問は、鈴木議員が「違法だ」と言ったことに対して理事者の見解を求めるもので、都市整備部長、建築部長、中安副市長から「法に沿ったものだ」との説明がありました。山崎議員は「違法ではないということですね」との念押しがあり理事者は「違法ではない」と答弁されました。
市長のあいさつも弁明に
会議終了後の市長のあいさつで、「木全議員から私に質問のありました子ども会に要望書を提出させた件については、調査した結果そういう事実はありませんでした。事実に基づいた議論を」などの発言がありました。
日本共産党市議団は、事実と裏付けに基づいた発言を行っています。
一般質問については、その時間内でやりとりすべきことです。
議員が反論できない場で 一般質問のことを市長が取り上げるのは、ルールと違います。
市民の立場に立った開かれた議会に
議員の発言への攻撃は、市民への攻撃でもあります。
日本共産党市議団は「市民の立場に立った開かれた議会にし、二元代表制の下でチェック機関の役割をきちんと果たせるように、議会の改革に取り組んでいきます」と決意を新たにしています。