【14.04.27】児童育成センターの待機児98人
急がれる児童の放課後対策
都心部では、保育園に入所できない子どもたちの問題が取り上げられていますが、岡崎市でも保育園・学童保育の不足が問題になっています。
現在岡崎市には、47学区中30学区(34カ所)の児童育成センター(公立学童保育)があります。定員は50名(長期休暇には5名増)です。
新学期が始まった4月の時点で、9学区98人の小学校1年生〜3年生が児童育成センターに入所できていません。入所できなかった子どもたちは、学区子どもの家で行われている放課後子ども教室もしくは子どもの家で放課後を過ごしています。
学童保育は、放課後の児童の生活を保障する場です。放課後子ども教室にも指導員はいますが、定数がなく、ロッカーやおやつなどを食べる場はありません。保護者が安心して預けられるものとはなっていません。
職員の待遇改善を
育成センターと放課後子ども教室の指導員もすべてが嘱託・臨時といった非正規雇用で、保育園の職員との待遇も違い、休みがとりにくい、正規の責任者が現場にいない、などの不安を抱えています。
日本共産党市議団は、学校の敷地の活用や、民間学童保育への支援を増やすことで、早急に待機児童の解消に取り組むべきと提案しています。
岡崎民報4月27日号