活動紹介 − 市政情報
【14.05.11】予防接種に助成が増える
国民を感染症から守るためのワクチン接種(予防接種)に新しい助成制度が実現しました。
水痘(水ぼうそう)
子どもたちの水痘(水疱瘡)ワクチンが10月から無料になります。
2013年の予防接種法改正時の付帯決議が実現しました。
岡崎市では今年度1万2千回分の予算がついています。
9割を国費(交付税)、1割を市費で負担します。
3歳未満は2回、3歳以上は1回の接種です。
◆対象児には市から接種券が届きます。
◆それをもって市内のクリニック・病院で予約をして接種します。
◆費用はかかりません。
風疹 検査と接種
妊娠中の女性が風しんにかかると、胎児に「先天性風しん症候群」を発症する確率が高まります。
そのため、妊婦または妊娠を予定している女性とその夫の抗体検査に5000円、
ワクチン接種に6600円補助があります。
今回は、対象を「同居人(親、兄弟など)」まで拡大されます。
◆4月から実施されています。自己負担は0〜数千円と医療機関によって異なります。
◆希望者は医療機関で検査料、接種料を全額支払い、保健所に領収書をもって申請すると補助額が還付されます。
◆非課税の方は全額助成されます。
検査については国と市が半額ずつ助成します。接種は、初産の女性のみ県が半額助成しますが、残りは市が負担します。
ワクチン接種が空白となった年齢層(昭和54年〜62年生まれ)があるのは、国の責任です。
妊婦さんが、どこで風疹の人と接触するかわかりません。家族以外でもすべての人を対象にすべきです。
高齢者肺炎球菌
高齢者肺炎球菌ワクチンの助成はこれまで75才以上に限られていました。接種料の自己負担額は5000円でした。
◆今年10月から、対象を65才に引き下げます。◆自己負担額が2000円に下がりました!◆65才、70才、75才の節目年齢の方に接種券が送られます。
9月までは愛知県後期高齢者保険が助成をしますが、10月からは定期接種(国が必要と決めたワクチン)になることから、広域連合から助成はなくなり、全額市費負担となります。
国は、定期接種化して感染症対策を行うならば、本来は国が助成制度を設けるべきです。
これらも、地方自治体の財政を圧迫している原因です。
日本共産党市議団は、一貫して予防接種の無料化と、国の助成を求めています。