活動紹介 − 市政情報
【15.10.25】マイナンバー 岡崎市 説明会
遅れに遅れているマイナンバー制度。個人の12桁の番号を知らせる「通知カード」は、当初10月5日発送開始と言われていましたが、10月20日に初めて千葉県を皮切りに発送されました。
岡崎市では、11月末までには全てのご家庭に届き、12月末までに届いていない場合は、「お問い合わせ下さい」と対応しているとのこと。
1月1日から「個人番号カード」の発送が始まる予定ですが、これ以上発送が遅れれば、1月からの「個人番号カード」の発送はできません。
説明会でも質問続出
9月27日から、支所毎に行われてきた説明会は22日(六ツ美)27日(りぶら)29日(矢作)で終了します。
参加者から多くの質問が出されました。シビックセンターで開かれた説明会では、「事業主だが、従業員の番号は、書かないと行けないのか。」(答え「現状は書かなくても提出できると思うが、将来的にはまだ未定」)「戸籍謄本も遠隔地から取れるのか」(答え、「とれない」)など出されました。
「どれだけの経費削減になるのか、公務員をどれだけ減らせるのか!」という質問がありましたが、「市では説明は無理だ。国会議員に説明して貰おう」という声も飛びました。
「渡さない」「なくさない」
すでに、マイナンバーを使った詐欺が発生しています。電話で番号を問われ、答えたあと別の電話で「マイナンバーを教えることは違反。罰金を払え」と振り込め詐欺でした。
国民には「役所の手続きが簡単になる」以上の説明ができないほど、市民にはメリットはありません。その一方で、万が一紛失すれば、顔写真入りでも、なりすましなどの悪用がおきます。
「個人カード」はすぐに申請する必要はありません
年末調整のためにマイナンバーが必要になった方は、市役所及び支所で、マイナンバー入りの住民票をとることができます(一通200円)。ただし、本人と同一世帯者以外は委任状が必要で、「何にどのように使われるのか」窓口での厳しい問い合わせがあります。
通知カード(簡易書留)受け取りを拒否しても、番号付けを拒否した事にはなりません。本人の知らないコンピューター上で、番号が付けられ、個人情報と結びつけられていきます。
「個人番号カード」は急いで作る必要はありません。紛失しないためには、不要なものは作らないことです。いま作らなくてもあとでいつでも作ることはできます。