活動紹介 − 議会報告
【16.09.18】中央緑道は住民の声を聞き整備を(鈴木まさ子 一般質問)
行き先のない徳川四天王像
鈴木まさ子市議は乙川リバーフロント計画の中の「中央緑道」について質問。籠田公園から南北にのびたヒマラヤ杉を伐採し、車道を片側に寄せる計画に住民が意見し、その後計画の見直しが行われ、中央部分を広げ、両側に車歩共存道路とすることとしました。
今後、本年度ワークショップを開催して、地元意見を聞きながら基本設計を取りまとめ29年度に詳細設計、30年から31年に工事を行う予定です。鈴木市議が強く求めた今後の住民への説明についても「機会を見つけておこなっていく」と答弁がありました。
置き場所が確定しないまま作成してしまった徳川四天王像(7200万円)。最終的には、中央緑道(仮称セントラルアベニュー)に置く予定です。仮置き場として籠田公園を予定しましたが、公園利用者や市民団体から、「利用スペースに制限が出てくる」「公園のコンセプトと合わない」「絶対に常設してほしくない」などの意見が出されていました。
現在、籠田公園への仮置きも見直しになっていますが、市民から出された「市役所近くに置く方が、市のシンボルとなるのではないか」と意見を紹介し提案しました。
市は、「中央緑道(仮称セントラルアベニュー)でじっくり見てもらいたい。市役所前の歩道は、歩行者の支障となる」と答弁。市役所前は乙川リバーフロント事業計画の区域外です。区域外になれば国の補助金の対象になりません。設置場所が決まらないまま先に像を作ってしまった、補助金ありきの行き当たりばったりの計画であることがはっきりしました。