活動紹介 − 市政情報
【17.07.30】決算委員会は全員参加に
一方で新たな質問時間制限
岡崎市議会では、3人以上で会派を組まなければ、9月議会の決算委員審査や3月議会の代表質問ができませんでした。日本共産党岡崎市議団は、「議員には等しく質問する権利がある」と一貫して無所属議員の決算委員会への参加を要求してきました。
【決算議案を委員会付託に】
次期9月議会の決算委員会は、全議員が決算委員となり、審議が出来るようになりました。
決算議案は4つの常任委員会にそれぞれ付託され、委員会ごとに審議するよう改正され、無所属議員にも発言時間が保障されるようになったことは、一定の改善ではあります。
ただし、総括質疑は、会派にしか認められていません。答弁を含めて30分です。
【会派持ち時間制の質問時間制限導入】
ところが一方で、委員会審議を5時に終わらせる予定で、3月の予算の委員会同様、決算の審議にも会派持ち時間制の時間制限が導入されました。各会派の持ち時間は上表の通りです。質疑・答弁を含むもので充分ではありません。
他市議会のように、時間が不足するならば、予備日をもって委員会を開くべきです。
【3月議会での本会議質疑廃止】
3月議会では、当年の補正予算は、本会議場での質疑を行っていましたが、これを全面的に廃止。時間制限のある委員会付託にしました。しかし、その分がわずか10分間割り当てられただけ。
本来、地方議会は「本会議中心主義である」と、議会運営の手引き書にも書かれています。
「委員会で詳細に質問ができる」と言いながら質問時間制限をつけ、本会議の質疑をなくしてしまった岡崎市議会は、異常な議会と言わざるを得ません。