活動紹介 − 議会報告
【18.09.16】公共施設に磁気ループを(市議会議員 きまた昭子の一般質問)
WHOの算定値によると難聴・聴覚障がい者は、人口比で5パーセント、全国で約600万人と推計されています。
難聴になるとコミュニケーションがおっくうになるため、家庭の中でも社会的にも孤立しやすく、人との会話や人に会う機会が減り、引きこもりになり認知症になる心配もあります。
磁気ループとは
アンプや敷設されたループアンテナを使って磁気を発生させ、テレコイル付き補聴器や受信機に音の記号を直接届けるシステムです。音が聞き取りやすくなります。
公共施設に磁器ループを
公共施設では、床にヒアリングループが敷設してあるか、携帯用の磁気ループを会場にセットし、聴覚に障害を持つ人・中途難聴・加齢による難聴の人でテレコイル付き(特殊な)補聴器を付けた人または受信機を装着している方がその中に座ります。すると、雑音なしでよく聞くことができます。
りぶらと市民会館
岡崎市の施設では市民会館とりぶらにあります。
りぶらホールの1区画にループが敷設されています。貸し出し用ループは2台あります。受信機として補聴器2台・集音器8台を貸し出しています。
市民会館には、携帯用が1台あります。
せきれいホールは、来年の12月から改修が始まるので、改修に合わせて、敷設します。
他の公共施設では、市の行事の時には社会福祉事務所が携帯用磁器ループをを貸し出しています。民間や個人の企画では貸し出しされません。
周知の掲示を
市の行事でなくても貸し出しをすべきです。
受付近くに磁器ループの貸し出しを周知する耳マーク(T字付き)がないため、あまり知られていません。
掲示をして周知を図るように求めました。
岡崎市議会にもあります
岡崎市議会には、事務局に磁器ループがあります。受信機はありません。
今後の傍聴時に、ぜひお申し出ください。