活動紹介 − 議会報告
【18.12.23】矢作地域に西部学校給食センター(岡崎市12月定例市議会)
全会一致で請願採択
12月定例市議会に、矢作地区総代会から「西部学校給食センターを矢作地区に建設することを求める請願」が提出されました。
新たな西部給食センターを
内容は、「平成28年12月に西部学校給食センターの矢作西学区内での存続を要望した。市の給食センターの再整備の検討経緯の説明を受け、現行の西部給食センターの敷地や提案した候補地での整備が難しいと理解した。しかし、私たちも協力をするので、新たな西部学校給食センターを矢作地区に早期に整備してほしい」というものでした。
昨年の議会では否決
昨年の文教生活委員会で、新日本婦人の会が提出した「西部・南部給食センターの統廃合をせず、西部給食センターを矢作地域に建設することを求めることについて」の請願が審議された際、自民清風会の委員から「現行の場所は、狭くて、接道要件も満たさない。矢作地域の総代さんから提示された土地も難しい。紹介議員に対案はあるのか」とその時の紹介議員であった新免はるか市議に何度も「対案」を求めました。
各会派からは、「第一候補地、中之郷荘が望ましい」(自民清風会、公明党)「今しばらく動向を見守るべき」(チャレンジ)「2箇所に建設するとコストがかかる」(無所属)「矢作地区では話し合いが済んでいる。第一候補の決定に向けて動きが出てくる」(民政クラブ)と意見が出され、日本共産党以外の全委員が請願に反対しました。
一年で何が変わったのか?
文教生活委員会で、きまた昭子市議は、昨年の委員会での意見に基づき、紹介議員に質問をしたい」とのべ、
1.民有地の購入には多額の費用がかかるので無理だといったが、民有地の確保に目処ができたのか。
2.この1年間にセンターが建設できる公有地の情報があったのか。
3.接道要件や下水道などインフラ整備がなく、コストがかかると言われたがクリアできるのか。
の3点を紹介議員に質問をしました。
自民清風会の紹介議員からは「一刻も早い整備のためには新たな土地を矢作地区に求める余地は十分にあると考える」と答えがありました。
「3つの点についてクリアできていると思えないが」とのきまた市議の再質問に対して、紹介議員は「今後の土地交渉に少なからず影響があるので差し控える。学校給食センターの建設は地元住民の切なる願い」と繰り返しました。
今回は全会一致で採択されました。
地元が協力
各会派の賛成意見は以下のとおりです。
自民清風会
「矢作地区には公共設備が少ない。当時の状況では諸条件をクリアできる適当な土地が矢作地区には見当たらなかった。生産緑地法の改正やインフラ整備の充実、条件に合致する用地の状況調査など条件が刻々と変化している。地元総代会からも協力いただけるということ。適切な用地の確保を進めてほしい」
民政クラブ
「築40年経過している。早期に進めなければならない状況。第一候補地は検討段階で矢作地区での立地の可能性がなくなったものではない。」
公明党
「一刻も早い再整備が望まれる。一昨年は、移転または施設協議が実現性が乏しく、多額の整備費と維持管理費を要するとされていた。今回は地元からご協力を頂けるとの力強い言葉をもらった。」
チャレンジ
「西部南部の給食センターを統合するため、中之郷住宅の土地は1棟しか建設できない。矢作地区の人達と協力してもう一度検討して欲しい.」
日本共産党岡崎市議団
「昨年来、矢作地域に西武給食センターの設置を求めてきた。老朽化が進み、働く人の暑さ対策は待ったなし。早急な建設を望む」