活動紹介 − お知らせ
【19.05.19】ボランティアセンターなど移転(仮称)社会福祉会館
現場の声を聞いた庁舎整備を
岡崎市は2021年に向けて福祉関係の庁舎内配置を大きく変更する計画です。
「福祉」と「子育て」の総合窓口をつくる
前号の岡崎民報でご紹介したように 岡崎市は現在、福祉・子育て関係の各課で受けているさまざまな相談を、「福祉」エリアと「子ども」エリアの二つにわけて、総合窓口を作る事にしています。
それによって、これまで、「相談先が分からない」「制度のはざまで担当部署がはっきりしない」などの問題が改善されるという事です。
党市議団は、絶対に民間委託せず、困っている人たちの立場に立った総合窓口とすることを要求しています。
福祉会館の配置大幅変更
現在、福祉関係(障がい、生活保護、介護など)の職員の執務室が手狭となっている為、福祉会館の1階を「福祉エリア」として 地域福祉課、障がい福祉課、介護保険課などを置き、同会館3階に「子どもエリア」として家庭児童課、保育課、保健所母子保健などを移動させる計画です。
ボランティアを勤労文化センターへ
それに伴い、現在、福祉会館の3階に入っている ボランティアセンターや社会福祉協議会は旧保健センターの建物を使っている社会福祉協議会と共に、美合町五本松の現・勤労文化センターへ(仮称)社会福祉会館として移動させることを決めました。
シルバー、勤労者共済会も移転
またシルバー人材センター(現在市役所西庁舎1階)勤労者共済会(現勤労文化センター)は産業人材支援センター(羽根町小豆坂)に移転し、仮称中小企業・勤労者支援センターと改名する予定です。
ボランティアの果たす役割は重要
現在、社会福祉協議会に登録しているボランティア団体は76あります。
ボランティアセンターが入る予定の、勤労文化センターは 市役所本庁舎から車で15分かかり、渋滞の時間帯は30分以上かかることもあります。近くのバス停の光が丘(約450m)は東岡崎から昼間は一時間に一本のみです。鉄道は名鉄男川駅から約1kmあり、高齢者では歩けません。たいへん交通の便が悪いところです。
そのため今まででも勤労文化センターは稼働率が低い使い勝手の悪い施設です。
また、勤労文化センターのホールや会議室の貸し出しも今後できるのか、まだ決まっていません。
党市議団は、まず、計画を決定する前に当事者の意見を聞くことを求めます。
ボランティアの方たちは、行政では手の届かない福祉の分野を担ってくれている、貴重な市民の市政への参加の場です。
本来福祉の拠点というのならば、東庁舎となりの福祉会館こそ、市民の福祉の拠点にすべきです。