活動紹介 − 議会報告
【20.05.24】5月臨時市議会 430億円の補正予算
市民の命と健康、生活と生業を守り抜く予算に
岡崎市議会5月臨時議会において、特別定額給付金をはじめとして、愛知県協力金、学校給食無償化などの、コロナ対策補正予算430億円が提案され、全会一致で可決されました。
日本共産党岡崎市議団が行った主な質疑をご紹介します。
特別定額給付金
<一人暮らしの高齢者や障がい者など申請が困難な人たちへの支援は?>
障がい者や認知症高齢者、寝たきりの方、里親などが代理申請できる。代理人の範囲として、民生委員など 申請者との関係が確認できれば代理申請可能。
民生委員、児童委員や地域包括支援センター、入所系施設に説明と協協力依頼をしていく。
<詐欺対策は?>
申請書に啓発チラシを同封する。ホームページやSNS,新聞折込チラシなどで啓発する。
<世帯ではなく個人支給はできないのか。>
DVや親族間暴力以外にも様々な理由で申請を分けてほしいという問い合わせが多くきている。国は自治体の判断に任せるということ。
岡崎市では、状況の聞き取り、理由書の提出により、正当な理由があると認められる場合に限り、個人のみの申請書を交付する。コールセンターに問い合わせが入った時に案内。(あえて周知はしない)
銀行口座のない人は現金で支給する。
児童の居場所
<5月8日から育成センターが午後からの受け入れとなる。これまで朝は、8時から育成センターが受け入れたが、学校の自主登校教室は8時半。8時から8時半の子どもの受け入れはどうなるのか。>
自主登校教室の受け入れ時間は、各学校によって異なると思うが、出来るだけ勤務先との調整をお願いする。
(西三河では、知立、碧南、高浜、刈谷は午前から児童クラブを開く。学区子どもの家の受け入れも午後からとなる)
給食費無償化
<緊急事態宣言解除から9月まで無償にするが、解除が延長になったら9月以降も延びるのか。>
無償期間を4カ月と考えているのではなく、無償期間の終期を年度の前半までの9月としている。
納得できない答弁でした。
防災用マスク配備
<今回10万枚のマスクを備蓄倉庫に配備するが、医療や介護の現場、また小売店の接客、市職員の窓口など配布されるのか。>
あくまで災害対策用なので、関係各課からの要請で、緊急性・重要性を考慮し、配布することを考えている。
国の交付金
わずか6億2千万円
<今回の補正で岡崎市が独自に行った33億2300万円は、国の地方創生臨時交付金が使えるのか。また、その金額は?>
地方創生臨時交付金は、4月1日以降に実施し、新型コロナウイルスの感染対策などの事業に充てられる。金額の上限は、1次分は6億2千万円、2次分は未定。
そのほか、中小事業者への支援として、県の協力金の対象の枠を拡げないか、協力金を一度きりでなく、今後も持続できないかなどを質問しました。