活動紹介 − 議会報告
【22.07.03】市民の目線で議案を審議(市議会6月定例会)
岡崎駅西口、西部給食センターなど
岡崎市議会6月定例会で可決された議案のうち、日本共産党岡崎市議団は3つの議案に反対、残り12議案に賛成しました。
日本共産党市議団が賛成した主な議案、反対した議案をご紹介します。
反対した議案
●西部学校給食センターの契約
西部学校給食センターをPFI方式で建設・15年間の維持管理をする契約議案。相手方は、岡崎西部給食サポート株式会社(代表企業:酒部建設株式会社、構成企業:株式会社アイホー 名古屋支店、株式会社トーエネック 岡崎支店、サンエイ株式会社 サービス事業部 西三河営業所、東洋システム株式会社)
PFI手法に反対
子どもたちの食の安全と食育の拠点である学校給食センターのPFI手法の導入には、日本共産党は一貫して反対してきました。今回、運営は学校給食協会に委託をする従来の方法でおこなうということで、あえてPFI方式にしなくても北部のように指名競争入札、せめて東部給食センターのように設計施工一括発注方式で十分だと考えます。
アレルギー対応は前進
アレルギー対応については、これまでの乳と卵以外にも将来的にアレルギー対応食のできる調理室等が整備されることは、評価します。その他、これまで冷凍食品が使用されていた、かき揚げ、ハンバーグ、オムレツについて、手作り献立も実施されます。
●岡崎市民病院の初診料加算の変更
診療報酬の改定により、非紹介患者初診加算料を5500円から7700円に増額されます。
救急搬送の場合は岡崎市は原則的に定額負担を求めています。学校から搬送や、高齢者福祉医療の方、搬送後に入院となる、患者の意識がない、労災や交通事故などの場合は、加算を求めないということです。
救急搬送が加算なしに
救急搬送の場合は、やむなく市民病院を選択することもあり加算の対象から外すべきです。とりわけ、厚労省が示している夜間休日の救急事業について外すべきです。
今回の改正では、加算部分については、健康保険の医療費負担(診療報酬)が減額され、患者負担が増え、病院の収入にならないということです。まさに国の医療費削減のツケを患者が負担するものです。
紹介状持参97%
現在、紹介状を持たずに受診する初診の方のうち、救急搬送を除けば、初診全体の約3%です。緊急以外はほとんどが紹介状を持ってきています。初診加算料を増額しても法の目的である、新たな地域連携の促進にはならないと考えます。
●岡崎駅西口自転車駐車場整備事業
現在の西口無料駐輪場を撤去し、放置自転車の撤去、仮設駐輪場の土地借地料と整備などの予算が付きました。駐輪場利用者の8割以上が通勤通学で生活のために利用しており、「市民の暮らしが苦しくなっている時に、無料駐輪場を撤去しないでほしい」という声にこたえていません。
仮設1200台は不足
事業計画ありきで、期限が決められ、仮設駐輪場が1200台しか用意されないのに、見切り発車的に進めようとしています。利用者を無視した計画でありとても賛成できるものではありません。
また、該当地域への自動車の駐車場は作らないよう求めました。