活動紹介 − 活動レポート
【23.02.12】ささゆりバスに乗ってきました
ささゆりバスというのは げんき館から豊田鉄工を通って、中伊、外山、保久(ほっきゅう)などを通って桃ヶ久保まで行くバスで、下山地域の方たちが協議会で話し合い、作ってきたコミュニティバスです。
なぜささゆりバスに乗ったのか?
このバスはフリー乗降区間というのがあって、そのエリアなら手を挙げればバス停じゃなくても乗り降りができる!という住民の意見に基づいたシステムなのです。
それでは議員団で見に行こう!と思い立って鈴木議員と出かけることにしました。
朝7時半に、バスがげんき館に到着すると小学生、高校生の3人が降りてきました。通学の足になっています。
当初、終点まで行ってまた戻ってこようと思いましたが、柴田酒造さんが午前八時から開店していると知り途中下車。蔵カフェは金土日の営業で残念ながら入れませんでしたが、売店に並んだオーガニックのゆず酒や酒粕は魅力的。帰りは市民病院やげんき館まで行くお客さんと一緒になりました。道端で手を挙げて乗ってきました。
ささゆりバスの運転手さんの話を聞くことができました。「ここに果樹園があったけど、ご主人が腰を痛められてね」と教えてくれたり、「トヨタのテストコースが出来る前は、自慢の紅葉スポットがあってね、毎年楽しみに走ってた」と。
顔見知りの方がいるとクラクションで挨拶したり、手を振ったり、頭を下げたりするところがとても印象的でした。
実際にささゆりバスにのってみてわかったのは、地元の方の足になっているのは間違いこと、本当に地元に愛されているバスなんだということ。
観光するためのバスとしても、住民の足としてももっと利用ができるし、他の地域でも参考にできることがあるのではないか、と感じました。
公共交通の一つのあり方を勉強できた気がします。地域を知っている人が送迎してくれる安心感だったり、あたたかさを感じられたので、とてもいい経験になりました。やはり思い立ったが吉日ですね