活動紹介 − 議会報告
【23.08.13】新型コロナウィルス感染症への 取組と今後の対応について(福祉病院委員会
8月8日に福祉病院委員会が開催されました。議題は「新型コロナウィルス感染症への取組と今後の対応について」です。
3年半の コロナとの闘い
岡崎市のこれまでの取組を振り返り、今後はどのように対応していくかの説明がされました。岡崎市では2020年1月に国内で1例目の感染者を確認し、その後、同年2月19日にダイアモンドプリンセス号の乗客をを開院前だった藤田医科大学岡崎医療センターで受け入れたことが話題となりました。
4月16日に緊急事態宣言が愛知県でも出されました。その後、第1波から第8波までを経験しました。また、2022年9月26日には「全数届出の見直し」を全国一律で開始して、2023年の5月8日から5類感染症に位置づけが変更されました。
感染の動向 子ども・若い世代 第8波だけで95%
2020年2月から始まった第1波から2023年5月までで把握した感染者の数は10万6386名でした。年代別では期間全体で40歳代までの割合が75・8%を占めております。理由は行動範囲が広く、接触機会の多い年代の感染が多いことでした。第5波以降は10歳代までの特に若い世代が3割を占めております。学校等子どもたちの集団生活の場において感染が広がる傾向にありました。第6波から第8波で10万1732名が感染者で報告されており、全体の95.8%を占める結果となりました。オミクロン株の感染力がここで数字に現れております。
岡崎市におけるコロナでの死亡 高齢者が9割以上
岡崎市がコロナ関連で死亡した人数はを年5月7日までの累計は157名でした。60歳以上が93.7%を占めます。80歳以上の死亡率は第1〜5波では非常に高く季節性インフルエンザよりは高くなっております。
市が行った検査の数
岡崎市が行った行政検査は全体で7万5327件でした。(医療機関が診療の一環で実施した検査は除く)1日の最多の件数を記録したのは第6波にあたる2022年1月28日の588件でした。業務委託も含めれば800件/1日の検査能力があります。
5類移行後 相談センターは 継続を!
5月7日に2類から5類に移行して、インフルエンザと同じ扱いになりましたが、施設等に対する陽性者発生時や従業員へのスクリーニング検査、受診・相談センターと健康相談センターは統合して9月まで継続です。
相談センターは継続しておりました。現状は9月末までの予定ですが、相談センターへの相談件数は5月345件、6月は631件、7月1069件で合計2045件となっております。
市民のみなさんが相談するところがなくなってしまうと不安になるので継続することをお願いしました。回答は国・県の事業にあわせているので、動向を見守るとのことでした。