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【26.03.29】Q&A いま資本論がおもしろい��

【Q13】 労働時間短縮=「自由な時間」を増やすことは、みんなの願いです。その大切さについて『資本論』でマルクスが訴えたことをお話しください。

  時間は人間の発達の場

「時間は人間の発達の場である。思うままにできる自由な時間をもたない人間、睡眠や食事などによる単なる生理的な中断をのぞけば、その全生涯を資本家ために労働によって奪われる人間は、牛馬にもおとるものである」
これはマルクスが『資本論』執筆と同じ時期に労働者向けに行った講演での言葉です。とても厳しいことばですが、自由な時間を得ることの大切さをマルクス自身が大事にしているということが伝わってきます。


「自由な時間」は労働者の健康と命を守るために絶対に必要である。

資本家は「大洪水よわが亡き後にきたれ」というスローガンのもとに、労働者の健康と寿命のことはなんら気にすることがないとマルクスは言い切っております。これから身を守るためにもマルクスは労働時間短縮の法律を奪取しなければいけないとも語っております。
「自由な時間」の獲得は、社会の変革をしていく上でも、団結してたたかう上でも必要である。「自由な時間」によって「人間的教養」「精神的発達」「社会的役割を遂行」「社会的交流」を得られることが重要であると語っています。人間というのはただ一人で成長、発達するものではありません。さまざまな社会的役割を果たし、豊かな社会的交流を行うなかで、初めて成長、発達することができると考えていることがうかがえます。


「自由な時間」の獲得は、労働者の解放にとっての専決条件である

労働者が自分自身を解放する社会の変革をしようとすれば、自分自身の知的・精神的能力を自由に発達させ、社会の変革を担いうる主体、主人公に成長していく必要があります。そのためにも「自由な時間」の獲得が欠かせないとマルクスは主張しております。

 さまざまな角度から「自由な時間」を獲得することが必要と語っており、現代にも通じる部分が多くある読み応えのある部分になっております。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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