【11.02.27】2011年度予算に　日本共産党の提案盛り込まれる

２０１１年度予算のうち、日本共産党が提案してきたいくつかの事業の一部が予算計上されました。
　市民の要求実現には不十分さはありますが、それぞれに一歩前進の部分をご紹介します。

小中学校の扇風機

　昨年の猛暑時「授業ができない」という教員、保護者、子供たちの声を受けて、全教室にクーラーもしくは扇風機の設置を要求〈10年12月議会〉
これまでは耐震補強工事で通風が悪くなる教室は天井に扇風機が設置されてきました。
今回、３年かけて最上階の教室のみに設置される予定。23年度は小学校で15校、81教室、中学校で５校35クラス。まだ全教室の約３割です。
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鳥獣害被害対策

山間部を中心に広がる鳥獣被害の対策とともに原因の究明、実態調査を行うよう要求してきました〈10年9月議会〉
　今回、狩猟免許取得費の補助や捕獲おりへの補助が新規につくられました。また、全農家へのアンケート調査も行われています。

シルバー住宅

高齢者のためのケア付き市営住宅を要求〈90年代から毎年予算要望〉
２０１１年度予算で「高齢者向け優良賃貸住宅」を建設する土地所有者への補助（平均で10％～15％）が計上されました。介護祉施設への併設住宅にも補助が認められます。
ただし、介護のケアや緊急通報や緊急時対応サービスが必ずついているものではなく、家賃補助がないため低家賃にできるかどうかという問題点もあります。