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【12.01.29】岡崎市 火葬場基本計画

平成25年度〜28年度建設予定

 岡崎市では12月20日から1月23日まで「岡崎市火葬場建設基本計画」のパブリックコメントが行われました。
 基本計画の概要は下記のとおりです。


 

基本計画の概要

場所:現在の火葬場(才栗町)に建て替え
現在の火葬場、待合い場を残しながら、駐車場の位置に新施設を建設し、完成後に火葬場、待合い場を解体する。
スケジュール 
24年度 基本計画
 25年度 実施設計
 26年度 業者選定:施設建設〜27年度
 28年度 既存火葬場解体、新施設供用開始

建設中の課題
○霊柩車および会葬者の車両動線
○会葬者の駐車場の確保
○仮設待合室の設置場所の確保

改善点
○動物の火葬の受付を別々にする
○団体ごとの個別の告別室を2室つくる
○告別室と人がまじわらないような個別の収骨室を2室つくる
○職員のお骨あげの準備室をつくる
○すぐに火葬を行えない場合の霊安室を設ける
○炉数を12基とする。うち1基を大型炉
○胎児、小児用の小型炉を1基
○待合室を10〜12室、和室と洋室
(現在6室)
○キッズルーム、授乳室をもうける
○ゆとりのあるエントランス
○待ち合いロビー(200〜400?)をつくる
○駐車場台数は乗用車50台、マイクロバス10台。

    

 

安城市葬祭センターを視察

   安城市では、火葬場と葬儀場が同じ建物の中にあります。
 料金も非常に安く、お通夜から初七日までの会場費が4万6200円(市外は18万4800円)です。
 葬儀は、各自で葬祭業者に依頼して、式は葬祭業者が行います。(料金は別途)
 火葬場の入り口(告別室)からお骨納めの収骨室の遺族を送り出すまでの一連の案内や、作業は、市の委託業者(炉を建設した会社の関連会社)が行います。
 火葬の間の待ち時間(約一時間)は、式場を使用した場合は、式場奥の控え室で、火葬のみの利用の場合は、待合室を借りることになります。待合室も和室、洋室があり2時間で2100円〜(市外は8400円)です。
 岡崎市内の矢作地域、六ツ美地域からも多くの利用があるとのこと。式場の利用は、年間約250件、火葬の利用は約2200件です。
 安城市は、この市総合斎苑ができるまでは、民間の葬儀場がなく、集落の集会場や、自宅、寺院などで葬儀をあげていました。
 

低料金の斎場

現在岡崎市の基本計画には、斎場の計画はありません。現在、4時間5100円の葬祭室がありますが、夜間は利用できません。
核家族化が進むにつれて、小規模な市内民間業者の利用状況や料金体系などを調査し、低料金で式が行える式場の提供をどうしていくのか、検討をすべきです。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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