活動紹介 − 議会報告
【12.09.10】矢作地域に循環型バスを (一般質問)
岡崎市議会9月定例会で、きまた昭子市議は、岡崎市の公共交通施策と、矢作地域での循環型のバスの導入について一般質問を行いました。
「公共交通の必要性から見て、市民の足の確保は現状で十分と考えるか」との質問に対し、都市整備部長は「今後も持続可能な公共交通ネットワークを形成するためには、利用者の声を聞き、費用対効果を含めた検討をして、継続的な見直しをしていく必要がある」とのべました。
バス路線検討会は?歩いて行ける距離で
「買い物に不便」「病院に行けない」などのアンケートの回答がたくさん届いています。
矢作地域には、6路線(上郷線、坂戸線、矢作循環線、矢作病院線・岡崎線フタバ産業、岡崎安城線)あります。
市は、バス路線に関する住民検討会を10月以降に数回開催する予定があります。学区市民ホームで総代と各町2〜3名の参加をお願いするとしています。きまた市議は、「自動車に乗れない人が集まれるよう最低でも公民館で行うべき」と提案しました。
バス停は250m以内に 公共施設を循環するバスを
高齢者が一日に歩ける距離は、500mです。往復を考えて250mの範囲に停留所がなければなりません。矢作の鉄道駅や、公共施設から500mの範囲内に、バス停はあります。しかし、そこまで行くバスは本数が少なく不便です。
住宅の密集地と公共施設から250mの範囲にバス停をつくれるようなバス路線を検討すべきです。また、「直線のコースではなく、病院や公共施設など市民に必要な施設を回る循環するバスが必要ではないか」ときまた市議は質しました。
あんくるバスとの接続を
矢作の地域では、更生病院や安城市街に買い物に行く人も多くいます。碧南、刈谷、高浜、知立市などでは、隣接市のバスと接続しています。岡崎市でもあんくるバスとの乗り入れを検討すべきです。市は「今後検討していく」と答弁しました。
中心部でも不便!まちバスの拡充を
中央地域福祉センター(六供町)は山の上に立てられています。利用者は「センターの下までまちバスが来てくれたらいいのに」という声があります。まちバス東西線を中央地域福祉センターまで引き込むことはできないのでしょうか。
福祉部長は「車両の通行性から難しい」と答弁しました。
免許自主返納の方の乗車料金無料に
知立市では、高齢者の免許証を自主返納した人にバス料金を無料にしています。きまた市議は「岡崎市でも無料化すること」を提案しました。