【14.01.19】<岡崎民報>消費税増税中止に、12月議会一般質問、INGサービス倒産
世論の力で 消費税増税中止に!
世論調査でも8割が4月からの増税反対
新年最初の日曜日1月5日、東岡崎北口で、「消費税をなくす岡崎の会」と「革新おかざきの会」合同
での毎年恒例の新春宣伝を行いました。
通行人は少なめでしたが、多くの人が足を止めて、「秘密保護法撤廃を求める署名」「4月1日からの消費税の増税中止を求める署名」にご協力いただきました。
みなさんから出された意見
きまた昭子一般質問 元気な高齢者を応援する制度について
昨年、党市議団が視察した中核市・福島県郡山市では、げんきな高齢者の応援施策として「いきいき・デイクラブ」を11か所の地域交流センターで実施しています。
介護を必要とする人も、このデイサービスに参加したいために、介護認定を受けない人がいるほどです。また、外出支援として市内にある温泉の無料利用券を70才以上に年間8枚から10枚交付しています。
対象者の4人に3人が温泉券を利用して楽しんでいます。岡崎市では、外出支援の「寿バス券」を廃止し、また6か所の地域福祉センター等のお風呂を有料にしました。そのため、お風呂の利用者が減ってきています。額田地域のようにバスの送迎を行うことで高齢者の外出を支援すべきです。高齢者が「集う」サロンへの支援は岡崎市はしていません。身近に集える「街角サロン」を空き店舗などを活用して人材・場所・財政的支援を行うよう提案しました。
鈴木まさ子一般質問 地域包括ケアを支える包括支援センターの増設
平成24年度〜26年度の第5期介護保険計画では、介護が必要となっても住み慣れた地域で暮らし続けられる地域をめざすとした「地域包括ケア」が位置づけられました。その第一歩となる調査が国の示す中学校区(20学区)ではなく、支所単位でしか行われていません。実態の把握があいまいでは、本当に、地域の隅々に行き届いた地域包括ケアができるか心配です。
在宅介護を支える中心となるのが包括支援センターですが、岡崎市では1月に2か所増えますが、14か所です。
地域ケア充実のためには、少なくとも中学校区に1つのセンターが必要ですが、岡崎市ではまだ6か所不足していますし、基幹包括センター(各包括センターを束ねるところ)は1か所です。豊橋市では包括支援センターは18か所ですが、特養や社会福祉協議会だけではなく在宅支援事業者(デイサービス事業所など)もセンターに指定され、基幹センターを3つもっています。
豊田市は旧町村を含めて23のセンターを持っています。
「きめ細かなケアが行えるようせめて中学校区に1つ設置し、さらに2小学校区に1つを目標とすべき」と提案しました。
アイエヌジーサービス(りぶら・美術博物館レストラン) 倒産による突然の閉鎖
年末12月28日、図書館交流プラザりぶらのレストランセントルイスの入り口に右の貼り紙が出さ
れました。「出勤してきた職員が発見して、初めて?アイエヌジーの倒産がわかった」と担当部局は話しています。
もともとは市が100%出資
?アイエヌジーは平成8年、岡崎市が100%出資する第三セクターとして設立され、美術博物館のレストラン「セレーノ」物販「クロスピア」を経営していました。
その後、平成14年にアイエヌジーの社員4人が、株式を取得することで、市から独立した会社として、先の2店舗を市側の協議(公募なし)で経営していましたが、りぶらのレスト
ランを入札(プロポーザル式)によって落札し、昨年4月からタイガーカフェにかわってレストラン「セントルイス」を運営していました。現在株主は社員1名でした。
市の未収金約650万円
市の損失額は、8月からの家賃529万円、同じく光熱費122万円です。美術博物館は前払いだったため、未払い金はありません。りぶらでは、今年4月の再開に向けて2月に事業者の選定を行いますが、美博のレストランの再開は未定です。もともと、市の出資会社であり、赤字経営は夏の時点からわかっていたもの。来場者に不便なく、市の損失も防ぐための手立ては打てなかったのでしょうか。
市民参加で公募を
以前より、りぶらのレストランは「値段が高い」「もう少し安い商品がほしい」「手ごろなランチがほしい」などの声がでていました。市民活動の拠点であるりぶらには、市民参加にふさわしく市民の要求を元に、選定し、障がい者支援を含めた募集を行うべきです。