活動紹介 − 市政情報
【16.02.21】岡崎市流域下水道区域の大幅見直し
調整区域を除外
昨年11月、岡崎市は矢作川流域下水道の計画区域を7000ヘクタールから6310ヘクタールに縮小見直しされました。
計画から削除された地域は、すべて調整区域で、市街化区域に隣接したところと、額田の豊富以北、以東の地域です。
計画区域を縮小した理由は「人口の減少や高齢化の本格化、汚水処理施設整備を取り巻く環境の変化」としています。国はこれまで、大型公共事業の一つとして、広域の流域下水道を普及し、巨大な管を埋設する工事などに巨額のお金をつぎ込んできました。公共下水道は都市計画に基づいて市街化区域に敷設してきました。岡崎市でも市街化区域の下水道普及率はほぼ100%となり、平成21年6月以降、市街化区域に隣接する調整区域に広げていました。これについては他の議員からも「都市計画税をとっていない調整区域に広げていくことは公平性のうえから大丈夫か」などの意見が出されていました。
小規模処理場、合併浄化槽補助拡大を要求
日本共産党市議団はこれまでも、「巨大な建設費と維持管理費のかかる流域下水道よりも、災害時に地域で対応ができる、小規模の処理場(農業集落排水、地域汚水、特別環境下水)もしくは合併浄化槽で対応すべきと、合併浄化槽の補助金の削減と流域拡大には反対してきました。
住民に充分な説明と、負担の軽減を
今回、削除された区域の方達からは「期待していたのに、どうしてか」という疑問の声が上がっており、1月に行われたパブリックコメントにも「以前から下水道整備を待ち臨んでいる住民に配慮してほしい」「隣接する地区まで工事が実施されているのに、簡単に下水道区域から除外されていないか」などの意見が寄せられました。
流域下水と合併浄化槽等の場合、個人の負担がどうなるのか、比較を示しながら住民に説明し、合併浄化槽の補助金を増やすべきです。
該当する町名 (町の一部が該当)
鉢地、羽栗、本宿、池金、山綱、市場、藤川、桑谷、舞木、岡、片寄、細光、樫山、滝尻、淡渕、夏山、保母、大平、高隆寺、小呂、箱柳、稲熊、滝、岩津、仁木、細川、八ツ木、阿知和、米河内、真福寺、北野、筒針、暮戸、宇頭、東本郷、東牧内、渡、上佐々木、下佐々木、島坂、昭和、新堀、富永、大和、中島、二軒屋、定国、土井、、福岡など