活動紹介 − 活動レポート
【17.01.29】視察報告
空き店舗を利用した屋内子ども遊び場設置運営事業について@栃木県足利市(福祉病院委員会 きまた昭子市議)
足利市では、市が毎年実施している「市民アンケート」に「子どもの遊び場がすくない」「天候に左右されないで遊べる場所」という声があり、平成26度実施に至った事業です。
岡崎市でも昨年、日本共産党市議団が行った「市民アンケート」に「雨天でも遊べる場所がほしい」という子育て中のパパママの声が寄せられ、12月議会でも太陽の城に代わる「児童館」の建設を質しました。
足利市では、地域の活性化と合わせて「民設・民営」による空き店舗で子どもの遊び場(写真)を実施。
利用者の実績も当初計画の年間人口の50%を大きく上回っています。それだけ市民の要求に合致した事業であったといえます。
雨の日も遊べる施設として市の持ち出し(補助金)は3千万円。利用は90分100円と有料です。
岡崎市には、児童館がありません。学ぶべきものがありました。
ウェスタ川越について@埼玉県川越市(文教生活委員会 新免はるか市議)
ウェスタ川越は埼玉県と川越市が共同で整備をした、約1700名を収容する大ホールや多目的ホール(写真)、県や市の公共施設と民間にぎわい施設として商業施設も併設した複合拠点施設です。
都心から30kmの川越でも一流の興行が出来るのはそれ相応の設備を備え、立地条件も良いからだと思えとても羨ましく思いました。総事業費は約156億円ですが、他会派の議員からも「岡崎の市民会館が改修だった事が本当に悔しい」と言う意見が出ました。
岡崎市は市民会館を改修したばかりですが、ウェスタ川越は基本構想から竣工までに25年かかっており、次の市民会館を考えた時は愛知県との関係もありますが一つの参考に大いになると思いました。
アウトレットの活用と中心市街地活性化について@栃木県佐野市(経済建設委員会 鈴木まさ子市議)
平成15年に三菱アウトレットと東北自動車道インターチェンジが完成。年間850万人の来訪者があります。
駐車場は4300台。土日祝日の国道の渋滞は6kmにもおよび、解消のため国道が6車線化されましたが今なお渋滞はあります。
市への税収は年間約2億7千万円。アウトレットの来訪者が中心市街地を訪れるのはそのうちの17%。町にどうやって呼び込むかが課題で、アウトレットの中に物産紹介と観光案内をする「佐野市コミュニケーションセンター」(写真)を置いていますが、、厄除け大師と さのラーメンめあてが多いとのこと。
岡崎市でも、東部地域にアウトレットの話がありますが、交通渋滞、中心市街地空洞化、観光客誘致には大きな課題がありそうです。