活動紹介 − 活動レポート
【18.03.18】いわき市 たらちねクリニックを見学(市議会議員 鈴木まさ子)
福島県いわき市にある「たらちねクリニック」。全国から寄付を募り、普通のお母さんたちが、立ち上げました。子どもたちの甲状腺検査や海水の放射線計測を行っています。
クリニック内は、大学の研究室並みの高額の機器が並び、新たに2年前から常勤の医師をおいた医院を開設。高齢者も原発労働者も来院します。
「福島のお母さんたちがすべて放射能に同じ気持ちではありません。
開通した東北自動車道の双葉町周辺は10倍以上の放射能です。「子どもの野球の試合に高速を使って行くことになって、私は子どもを行かせませんでした。高放射能の地域を通過させたくなかった。その気持ちが理解されているわけではありません」とスタッフの話。
ホールカウンターという、全身の内部被ばくを計測する機械もあり、原発労働者も受けに来ます。受診料は無料。寄付金でまかなわれています。「若い原発労働者が増えている気がします」と。
被災地はまだまだ復興していないと改めて感じました。