活動紹介 − 議会報告
【19.06.16】介護保険制度「改正」要支援1のデイサービス、ヘルパーの保険外し(市議会議員 鈴木まさ子の一般質問)
短期集中型通所介護
10月から要支援1の人のデイサービスとホームヘルプサービスが変わります。
これからは、朝お迎えがきて、お風呂や食事、体操などを楽しみ、夕方お宅への送りという、従来のデイサービスが受けられなくなり、「短期集中型通所介護サービス」に代わります。
このサービスは、一日2時間、リハビリだけをします。市が事業者に委託をするので、利用者の料金は無料です。お風呂も食事もありません。送迎の有無は事業者によります。6か月の期限付きです。
現在岡崎市では要支援1の方が1870人、そのうちデイサービスを受けている人が月平均で518人います。この人たちのほとんどが10月から「短期集中型通所介護」に代わります。
従来型は選択不可
要支援1の介護の軽い人の中には、デイサービスで一日縛られる必要のない人もいますし、リハビリが効果的な場合もあります。
しかし、今回の改正では、従前のデイサービスを自分の好みで選択することができません。せめて、自分の意思で選択することができる様にするべきです。
国のねらいは介護1・2へ
国の狙いは、高齢者に元気になって欲しいからではありません。
国の社会保障の予算を減らすことです。その為には、同様のサービス外しを要支援2、要介護1、2の人たちにも今後、行う事を計画しています。
社会保障改悪させない!世論が必要
介護保険は今でも不十分。更なる改悪をさせないよう、みなさんに改悪の内容をお知らせすることが必要です。