活動紹介 − 議会報告
【19.06.23】福祉タクシーの導入を(市議会議員 新免はるかの一般質問)
免許返納者への公共交通確保
(新免)
昨年の9月議会でも取り上げた、高齢者の福祉タクシー・タクシー乗車への補助は、県内での実施自治体が24に増えました。
2009年度末に「寿バス優待券等給付事業」を廃止した当時、高齢者タクシー乗車への助成も検討したとのことですが、それ以降10年間検討はされてきたのでしょうか?
(答弁)本市は公共交通機関や自家用車による移動が困難な重度障がい者には障がい者タクシー料金助成事業を実施。現在行っているタクシー利用助成以外の補助は、今は考えていない。
ただし、高齢者の外出支援や移動支援については、買い物や通院などに限らず、友人との交流など外出は心身の健康の為に必要なことであり、他市の状況も視野に入れ、今後も必要に応じて研究・調査はしていく。
介護保険制度の認定者には障がい者手帳の交付のことも周知をしている。高齢者の75%位が障害者手帳をとっている。こういう部分も力を入れていく。
幸田町では初乗り15回分
隣の幸田町では、6月から80歳以上のみの世帯を対象にタクシーチケットを配布する予定。無料の「えこたんバス」が町内を走っている幸田町ですら高齢者の福祉タクシー助成制度を始めました。他の実施自治体もバスが走っていても助成制度を設けているところがほとんどです。ぜひ実施を。
障がい者手帳の取得推進?
(答弁)
公共交通機関や自家用車による移動が困難な高齢者には、障がい者手帳の取得をお願いしている。手帳を取得して、様々な障がい者に対するサービスの利用に繋げたい。
早急に検討を!
「高齢化が今以上に進んで免許証の返納が増えた時に困る人が出る前に早
い内から対応策を考えてほしい」という市民の言葉を紹介し、岡崎市は既に他市に比べて遅れている。