活動紹介 − 議会報告

【19.09.22】期日前投票所での投票用紙交付は1枚に(市議会議員 新免はるかの一般質問)

  7月21日に参議院議員通常選挙が行われ、市役所では7月5日から、支所や市民センターでは7月13日から、イオンモール岡崎では7月18日からそれぞれ20日まで期日前投票が行われました。
期日前投票を行われた方から「受付で選挙区と比例代表の投票用紙を同時に受け取りおどろいた。受け取った時点では案内を聞き理解できたつもりでしたが、いざ記載台に向かうと間違ってはいけないという緊張感から頭が混乱した」と言われました。

【問】岡崎市内で国政選挙時に投票用紙を2枚同時に渡している期日前投票所はどこか。

【答】市役所とイオンモール以外の8つの支所では2枚同時に交付している。

豊田市・豊橋市では一枚ずつ

豊田市と豊橋市では2市とも投票用紙は別々に渡しています。愛知県の選挙管理委員会から「公職選挙法などの法令には特に記載はないが、誤交付を防ぐためには別々が望ましい」という見解を聞きました。

【問】本市が2枚同時に渡している理由は。

【答】投票所の部屋が狭い。


 「記載台の正面に比例代表の候補名簿があることは気付いたが、選挙区の候補名簿がなかったために、候補者名が正確に書けなかったと、帰宅後気づいた。後日同投票所に確認に行ったら、記載台の上の方に選挙区の名簿が貼ってある事が分かった。上を見なかった自分にも落ち度はあるが、一言案内があったら」という有権者もいました。

【問】投票用紙を2枚同時に渡す事や案内に関して、市民の方からご意見は届いているか?

【答】2枚同時交付の期日前投票所では、事務従事者への説明会や研修等で、投票用紙を渡すときに投票用紙の種別の案内をしている。先の衆議院選挙でも、「投票するときにわかりづらかった」という意見を聞いている。

正確な投票権の保障を

【問】有権者の正確な投票権の行使の妨げになっているとは考えないか。その意見に対して今回どの様な対応をしたか?

【答】選挙人が投票権を正確に行使できるよう投票環境を整備することは重要。投票用紙の交付機や投票箱に投票用紙の色の違いを表示するよう対応している。

再検討を約束

【問】6年前の一般質問でも同じ問題を日本共産党市議団が取り上げている。今後どうしていくのか。

【答】十分な面積も確保できず、法的な問題はない。しかし、今後は混乱を防ぐため、投票所内の配置等を工夫して別々に交付する事ができないか改めて検討していく。

 投票に出掛けられる方は、自分の一票を正確に示したいと考えています。どの程度書けていれば有効票か一般の方は知りません。間違ってはいけないと緊張しながら一票を投じます。その人の投票権が確実に行使できるよう運営側も努力と改善をすることを求めました。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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