活動紹介 − 市政情報

【19.10.06】4年後を目標に 西部給食センター矢作南へ

新西部学校給食センターを整備するための方針・基本計画の策定およびPFI導入可能性調査が行なわれます。9月議会では、新西部給食センターの業務委託料1323万3千円が補正予算で債務負担行為として計上されました。

請願が力に

2年前の12月議会で「新しく整備する西部学校給食センターは矢作地域に建設して欲しい」という趣旨の請願が、新日本婦人の会岡崎支部から出されました。
 当時、岡崎市は、中之郷住宅を集約移転して、その跡地に西部給食センターを南部給食センターと並べて建設する計画でした。 
市議会では、ほとんどの会派が「市の現計画が望ましい」と請願は否決されましたが、昨年12月議会に地元の矢作地区総代会から「矢作地域に給食センターを求める請願が提出され、全会一致で採択され、大きく方針が転換されました。
 今年7月には地元の理解を得て、矢作南学区地内を候補地としました。

PFI導入に反対

今後、来年にかけて整備方針や必要事項等を決める基本計画の策定を行い、2023年の竣工に向けて事業が動き出します。
 同時に、PFI導入可能性調査も行われます。「予算が10億円以上かかる事業を行う時には導入の可否に関わらずPFIを検討しなければならない」という総務省の通達に基づくものです。
 2015年に東部給食センターを建設した時にはPFI手法は導入しませんでした。「PFIの導入には他の3センター(北部、東部、南部)の運営との均衡やバランス、各小中学校に同様に・公平に提供されるかどうか等条件がある」と答弁もありました。PFI手法で整備をするべきではありません。

≪債務負担行為とは≫・・・予算は単一年度で完結するのが原則ですが、1つの事業や事務が単年度で終了せずに後の年度においても「負担=支出」をしなければならない場合には、あらかじめ後の年度の債務を約束することを予算で決めておきます。これを債務負担行為といいます。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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