活動紹介 − お知らせ
【20.02.09】新型コロナウィルス対策 まずは相談センター(保健所)へ
中国武漢で発生した新型肺炎は国内でも発生し、国民の間に不安が広がっています。こうした時にこそ正しい情報と国による早急な対策が必要です。
党市議団は、新型コロナウィルスの対策について、岡崎市保健所生活衛生課に聞きました。
感染の恐れがある時はどうすればよいですか。
A。現在国は、湖北省(武漢)由来の肺炎を新型肺炎と指定しています。湖北省(武漢)から最近帰国された方、また帰国した方と接触をして咳、発熱(37・5度以上)がある方は、保健所もしくは岡崎市民病院(感染症病棟を持つ)に連絡してから受診してください。
症状のない方、発熱・咳の症状があっても、湖北省(武漢)と関係のない方は通常の医院、病院を受診してください。
ただし、インフルエンザのおそれがありますので、医院、病院に一度連絡してから受診してください。
サーズやマーズの時と対応は違いますか。
A ヒトのコロナウィルスはほとんどが鼻カゼウィルスですが特殊なコロナウィルスが、2002年に発生したサーズ(患者8000人致死率10%、)と2012年に発生したマーズ(患者2500人致死率約30%)でした。
今回のコロナウィルスは、サーズ、マーズと同じ型で指定感染症の2類であり、3番目の特殊なコロナウィルスです。
予防はどうすればよいですか。
A うがいと手洗いが一番です。マスクはそれほどの効果は見込めませんが、手洗いは特に重要です。ウィルスがついた手を口に運ぶことがあります。サーズやマーズなどはアルコールに弱いとされてきました。アルコールの手消毒も有効です。
対象者が、武漢だけでなく湖北省の渡航歴に広がるなど日々情報が変化しています。
不要な混乱を起こすことなく、正しい情報を入手してください。
心配があったら、保健所の相談センターが開設されましたのでお電話ください。
○午前9時から午後5時まで(土・日、祝日除く)
時間外は緊急の対応のみとなります。愛知県が土曜日の相談を開設しました。
○電話番号
23−5068
(岡崎市保健所内)
○FAX番号
23−6621
(FAXによる問合わせ)
うがいと手洗いが一番の予防
国の対応 急務
日本共産党は1月28日に党対策本部を開設し、
(1)空港など水際の検疫体制の緊急強化とともに、潜伏期間中にも感染する危険があり、専門医療機関、保健所の体制を緊急に強化する
(2)一般医療機関にたいする情報提供と国民に対する丁寧な説明
(3)武漢から帰国した邦人の対応について、感染拡大を防止するとともに、調査・予防的な措置における人権への配慮
(4)観光産業を中心として打撃をうける産業への必要な経済支援
以上4点について、政府に対して申し入れを行いました。
感染病床削減
安倍自公政権の、医療や福祉、保健削減のものとで、国の水際での検疫体制の脆弱さ、対策の遅れ、感染症病床の削減など、緊急事態から国民を守る体制となっていません。
岡崎で検査の必要な検体が出た時に、先月までは東京の国立感染症研究所(全国で一か所)でしか受け入れられてなく、検査体制の遅れが心配されました。
現在は、愛知県の衛生研究所でも検査の受け入れが始まりました。
岡崎市でも、かつて愛知県立愛知病院が感染症病棟を6床持っており、市民病院の感染症病棟が完成した場合は、6床そのまま移行しますが、結核病床は移管前の50床から最終9床に削減されます。
危機に乗じた憲法改正論
自民党からは、「こうした事に備えて今こそ憲法を改正して緊急事態条項を」という声が上がっていますが、とんでもありません。
現在の憲法下で充分対応が出来るし、対応が遅れている政府に問題があります。
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