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【21.02.21】岡崎市2021年度予算案
市民に寄り添う予算になるか 総額2442億円
中根康浩市長の初予算編成となる2021年度予算案が議会に上程されました。
総額は上の表の通りです。
予算の特徴は
・市税収入はコロナの影響で昨年は70億円の減収といわれていましたが、54億円程度となりました。(個人所得税の減収が30億円、法人市民税の減収が17億円)
・財政調整基金の取り崩し額は、61億円、前年比6億6千万円の増です。
・新型コロナ対策費として 2020年度の補正予算とあわせて21億3220万円。(下表)
コロナ対策予算は21億円
期待していたコロナ対策予算が21億円程度、そのうち全額国費となるワクチン接種が14億円です。PCR検査に進展はあるものの、このままの予算では、あまりに寂しい限りではないでしょうか。「市民に寄り添う市政」の予算がこのままでは市民は納得できないのではないでしょうか。
追加の補正がおこなわれるということが二月十七日の夕方に発表されました。概要は以下の通りです。
水道料金基本料金の4か月減額予算、高齢者の低所得者へクオカードの配布も入っています。2月17日夕方に、概要だけが提供されたため、次回の岡崎民報でお伝えします。
日本共産党市議団は、今後、予算の詳細について、調査・聞き取りをし、、真に「市民の心に寄り添う予算」となるよう、提案していきます。
歳入の減は市民税の減
歳出の枠を決める歳入は表のとおりです。
詳細を調査する必要がありますが、全体では、総額の減額は、市民税の減額とほぼ同額に組まれています。
今年度は、新規事業もほとんど組むことができませんが、予算に現れない行政の変化にも期待したいものです。
市税額は、リーマンショックの平成22年度の605億円よりも多く、リーマンショックを乗り越えた平成26年度の652億円と同規模です。人口がふえていますから、一人当たりで比べれば、平成26年度に比して、約3千円ほど、市税が少なくなっています。