活動紹介 − お知らせ

【24.11.10】2024年度被爆者行脚〜日本被団協がノーベル平和賞受賞〜

ノーベル平和賞受賞の被団協の一員である愛友会が岡崎市を訪問

毎年「愛知県原水爆被災者の会(愛友会)」は愛知県下の自治体を訪問しており、これを被爆者行脚と呼んでおります。岡崎市にも11月1日に愛友会の副理事長の丹羽洋子さん、理事の滝本ひろしさん、そして事務局として理事長の大村さんが岡崎市を訪問しました。被爆者行脚では被ばくを体験した方の実体験などを話し、要請を渡します。今回は広報課の職員さんとの談をしました。滝本さんは当時4歳の頃に被ばくしました。広島の工場の入口で被ばくしたとのことでした。工場の入口が爆心地と反対だったことで命を救われたとのことです。滝本さんの父親は中国へ出兵したまま戦死をしており、本当に大変な幼少期を過ごしたことを語ってもらいました。当時の句を今でも覚えているとのことでした。その句は父親を見送る際の光景を詠んだものがこちらです。
「水筒に 店のなさけの酒を入れ 浜田の駅で 見送る親子」
誰が詠んだかわからないけど、今でもこの句を忘れることができないとのことでした。
 

被爆者行脚で 非核平和行政が前進

被爆者行脚を通じて「非核」「平和」の自治体宣言を行う自治体が増えています。2023年度では左上の表にあるように昨年の9月に田原市が非核平和都市を宣言しました。8月には常滑市、11月には阿久比町が平和都市宣言をしました。地方自治体として宣言をすると、その趣旨に沿って予算をつけて施策を行います。また、自治体が行わなくても、議会として宣言を決議するケースもあります。

2025年は被ばくしてから80年

来年2025年は被ばくしてから80年の節目の年となります。岡崎市でも非核平和都市宣言をして、平和な日本を岡崎市から作れるようにしていきましょう。

「非核」「平和」宣言した自治体(2024年2月時点)

 

 

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鈴木まさ子 中根よしあき
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