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【25.02.23】岡崎市2025年度予算〜過去最高の予算額〜
2931億4400万円
岡崎市の2005年度予算が2月14日、発表されました。前年比9・5%の増額です。学童保育の補助金削減の撤回を求める声が寄せられていますが、今回の予算の特徴は何でしょうか。
税収は増えている
下の表のとおり、予算のバックボーンとなる市税収入は、個人市民税・法人市民税・固定資産税、ともに増えています。
なのになぜ、「厳しい」財政なのでしょうか。
普通建設費・人件費・扶助費の増
性質別の歳出で増額の大きいものをみると、
・普通建設費
・扶助費
・人件費
となっています。
●普通建設費を大きく押し上げているのは、来年愛知県が主な会場となって行われる「アジア競技大会の会場」となっている中央総合公園の改修です。
本来は愛知県が誘致したのですから、改修等は県の費用で行われるべきですが、はたして県の補助金はどれだけ充てられるのでしょうか。
●扶助費は、福祉関連予算での補助金などです。国費・県費も入りますが、対象者が増えれば、扶助費も増えます。とりわけ精神障がい手帳の取得者が増えています。
●人件費は、昨年の人事院勧告によって、職員の給与費が増えています。
財政調整基金を積み増しするといわれています。内田市長は「災害に備えて」と言いますが、その前に今の「災害級」ともいえる物価高騰から市民の暮らしを守る予算が必要ではないでしょうか。