活動紹介 − 議会報告

【25.06.22】岡崎市民のコメは岡崎で!(鈴木まさ子 一般質問)

  昨年夏から発生している米不足、米価の高騰。日本共産党は国の農業政策を抜本的に切り替え、減反政策を止め、生産者へ国が所得補償をして消費者に主食を安く提供しなければ解消しないと考えています。
 今後、生産量が消費量を下回る事態も予想されていますが、岡崎市はどうでしょうか。

岡崎市民の食はまかなえる?

岡崎市のおける水田耕作地の面積、と米の収量を尋ねました。
 昨年は1380ヘクタールで約7150トンとなります。日本人のお米の消費量は年間一人およそ50キロと言われ、岡崎市民38万人の米の年間消費量は約1万9千トン。

休耕田入れても足りない

休耕田や転作している水田が作付けした場合は、2382ヘクタールでそこからとれるコメは、1万2304トン。なので、今の状況ではめいっぱい作付けしても岡崎市民が食べられる量になっていません。
 米はもちろん全国規模で考えることですが、まずは地消地産で市民の胃袋を満たすことができるのか、という立場で質問しました。

「稼げる町」というならまず農業から

市長は常々「岡崎市を稼げる町に」と言います。
岡崎市内には30名のオペレーターさんがいます。農業はもうからなければ発展はありません。「稼げる町」にするなら「稼げる農業」にしなければなりません。
 鈴木まさ子市議は「たとえば農家から一俵2〜3万円で買い取り、学校給食や子ども食堂に提供できないか」「農業応援チケットをコメに特化して再び市民に配布できないか」を尋ねました。「現在は考えていない」という答弁でした。


全ての自治体でまかなえる農業を

地形や気候の違いはありますが、一つ一つの自治体がそれぞれの市民が食べるコメを確保することを考え始めれば、全国的なコメ不足問題への足掛かりになるのではないでしょうか。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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