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【25.12.14】Q&A いま資本論がおもしろい��
【Q7】マルクスが『資本論』で行った搾取の秘密の「謎解き」とはどんなものですか?【前編】
価値の等しいもの同士を交換しながら、どうして価値が増えるのか
前回では価値が等しいものを決めるは労働時間ということを説明してきました。同じ価値のものを交換している限りは搾取は起きることはありません。『資本論』では搾取の秘密の謎解きが行われます。この方程式を見てください。
商品A = 貨幣 = 商品B
商品所有者は商品Aを売って貨幣に変えて、その貨幣を使って商品Bを手に入れます。これは商品Aと商品Bは同じ価値です。では、資本家は貨幣を使って商品を買い、商品を売って貨幣に変える。
貨幣 = 商品 = 貨幣
しかし、これでは同じ量の貨幣となり、貨幣を商品に変える必要がありません。なので、
貨幣 = 商品C = 《貨幣+α》
という図式をつくりたいのが資本家です。こうなってこそ初めて資本家にとっては意味のあることだと考えるわけです。ではどうやって≪貨幣+α≫を作るのか?
マルクスはこの《貨幣+α》を「剰余価値」と名付けました。この運動の目的はもうけを増やすことにあることがわかります。もうけを増やすには特殊な商品Cを見つける必要があります。その特殊な商品Cこそが「労働力」とマルクスは発見したのです。

