活動紹介 − 議会報告

【11.07.10】りぶら駐車場無料時間を3時間に戻すことを求める請願への各会派の意見

 6月定例市議会に5つの団体(岡崎民主商工会、あったか岡崎市政の会、革新・岡崎の会、新日本婦人の会、国民救援会岡崎額田支部)
から提出された上記請願(10月から図書館交流プラザりぶらの駐車場無料時間を3時間から2時間に短縮することをやめるようもとめるもので、日本共産党きまた昭子市議、鈴木まさ子市議が紹介議員)に対し、核会派の意見は次のとおりです。いずれも請願を否決

岡崎市文化活動推進課の説明

計画段階で来場者100万人を想定していたが、160万人が利用、平日も駐車場待ちの列ができるほどで、民間駐車場に対する負担金も増加。1時間短縮することで混雑解消、負担金の軽減を図る。影響の範囲は駐車場利用者の3割ほどに影響が出ると想定している。
 2時間にするメリットは、?無料時間内での利用が増え駐車場の回転率が上がり、駐車場待ちの利用者の減少 ?駐車場収入の増加と民間駐車場の負担金の減少という財政上の効果。?まちバスを利用者に100円の割引券を交付するが、公共交通への転換によるCO2削減など環境への貢献。マイナス面は、?負担を嫌いりぶら自体の利用を控える、?貸し館利用料に加えての負担を敬遠し利用率が低下する。受益者負担の原則に基づく。

自民清風会 

 行政サービスの低下は出来るなら避けるべきだが、今回の時間短縮は、おおむね理解。市民に、りぶら維持管理費が月1億円で、民間駐車場負担金が年間1500万円ほどであることを説明すると多くの方が市費の負担を増やしてまでは望まないとして、2時間もやむなしの意見が多くあった。

ゆうあい21

 建設当初、民間駐車場の利用による町への回遊効果を期待。しかし、想定を越える利用者で、慢性的な混雑と民間駐車場負担金の増額となり、自動車利用者の負担増とはなるが、限られた駐車スペースを多くの駐車場利用者で分かち合うことは必要。

公明党

公共施設の駐車場は原則として無料が望ましいと考えるが、建設時に近隣の民間駐車場の経営を圧迫することから、原則有料にした経緯がある。駐車場の混雑で帰る人もいる。車を利用する人としない人の公平性や目的外駐車の問題がある。民間駐車場への負担も増えてきている。利用料の適正化を図る受益者負担の適正化や駐車場の適正利用の観点からも今回の措置はやむなし。今後は貸し館利用料を払っている施設利用者や高齢者、障害者への負担緩和措置をすべき。

日本一愛知の会岡崎

 オープン時より駐車場は大丈夫だろうかと心配していたが、周辺民間駐車場と協力しながら運営されてきた。サービスの低下につながるような状況がもし発生した場合には、瞬時の対応をお願いし請願に反対。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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