【11.0912】「学校教室への扇風機」の請願１６２６筆

　小中学校の全普通教室に、扇風機（天井扇）の設置を求める請願」が９月12日の環境教育委員会で審議されました。
　合計１６２６筆の署名が寄せられ、日本共産党市議団が紹介議員となりました。
　委員会では、ほとんどの委員が、
「趣旨は理解するが、今後、３年間かけて最上階に、その後順次整備をしていくという計画があるので、それでよい」というもので、無所属一人が賛成、あとは全員（全会派）が本請願に反対しました。

一定の前進面あり

　しかしながら、一定の前進もありました。平成25年開校予定の翔南中学校では、当初「最上階だけ設置」としていたものを、「全普通教室に最初から設置する」こととなりました。
　また、３年間かけて行う予定だった最上階について、未設置の教室には、壁掛け式扇風機（各２台）が設置されました。
ハコモノより先に

子どもたちの「涼しい〜」の笑顔

　扇風機が設置された教室の子どもたちは「扇風機があって涼しい」と本当にうれ
しそうです。扇風機がついていても、隣のクラスがついていないと遠慮してスイッチを入れていない教室もあるようです。
ＰＴＡの寄付や、学校消耗品の予算で捻出したり、備品の床おき型扇風機を利用している学校もあります。子どもたちの健康を守る施設は本来、市が設置すべきですし、大型の床置き型は、子どもたちが触れてけがをする危険があります。
40億円もかける科学館計画や旧本多邸の復元に５億円もかけるのならば、３億円弱でできる扇風機を早急に設置すべきです。
安城市・豊田市
来年度全教室に設置
西三河の中でも、刈谷市はいちはやく全教室に設置されていました。、知立市・碧南市は今年度、全教室設置となります。安城市、豊田市も日本共産党市議団の追及で、「来年度予算で設置する」と答弁しています。

安城市・豊田市は来年度全　教室に設置

　西三河の中でも、刈谷市はいちはやく全教室に設置されていました。、知立市・碧南市は今年度、全教室設置となります。安城市、豊田市も日本共産党市議団の追及で、「来年度予算で設置する」と答弁しています。