活動紹介 − 市政情報
【19.09.08】学童保育の民間委託化促進
岡崎市には34箇所の児童育成センターと11箇所の民間児童クラブがあります。民間児童クラブのうち8箇所は「おかざき学童の会」というNPO法人が、子どもたちの豊かな成長と放課後の生活を保障するために頑張っています。
公明党が民営化提案
2019年3月議会福祉病院委員会で、公明党議員から「児童育成センターの民営化」についての提案がされ当局は「職員の確保策や運営のための配置、700人近い職員の労務管理や勤怠管理に多くの時間を費やしている。民間のノウハウを活用した運営の民間委託を進めていきたい」と答弁していました。
今回も公明党議員から「あのときの提案は?」との一般質問で当局は「民営化を来年から始めて行く」旨を答弁しました。
児童育成センターの職員は嘱託職員1名以上と臨時職員で運営しています。日本共産党市議団は、正規職員の配置を求めてきました。増え続ける学童保育への入所希望に対応する人材の確保に苦慮をしているのも実際です。
幸田町では派遣会社に委託
幸田町では今年から公立学童保育を派遣会社「ホーメックス」に委託し、派遣会社が人材を集めています。しかし、直営の時よりもかえって委託料が高くなっている(党丸山町議)と言います。時給はほとんど変わりません。
自治体の民営化がどんどん進められ、真に市民のくらしと命を守り「福祉の増進を図る」本来の政治の責任に逆行します。
働く人たちの待遇改善をして、安定的な職場で働きたいという願いにこたえるべきです。