活動紹介 − 市政情報
【20.08.23】2019年度決算 剰余金49億円
岡崎市議会9月定例議会が8月26日から始まります。
3月議会は、一般質問がなく、6月議会はコロナ感染を理由に中止になりました。
9ヶ月ぶりの一般質問ですが、決算の審査もありボリュームの多い議会です。
みなさんのご意見をおよせください。
上の表が岡崎市の昨年度の決算の状況です。岡崎市では毎年黒字(純剰余金がプラス)になっています。令和元年度は約50億円です。契約差金などによる余剰ではありますが、地方財政は、単年度の使い切り予算です。細かな補正で市民の暮らしに寄り添った予算の使い方をすべきです。
グラフによる”印象操作”
内田市長がホームページで掲げています。
6年間で市税収入が70億円増、借入金が100億円減!
今日は、この謎に挑みます。
左側の棒が市税収入、右側の棒が借入金のグラフです。
これをみると、この6年間で、借金が0近くまで減り、市税収入がぐんぐん伸びているように見えます。
しかし、特別に繰り上げ償還(借金を繰り上げて返済してしまうこと)や市長の裁量による市税の増収があったわけではありません。
これはグラフの縦軸の起点を0円ではなく600億円にしているため増減が巨大に見えます。グラフの使い方としてこういうケースも間違えではありません。
実際に起点を0円にして市税収入と借入金の全体金額からみると、上のグラフの通りで、極端に増減があるわけではありません
また、市税は、個人市民税など、控除額の減少による納税者負担の増加、景気の動向などによる課税者の増減で、税収は大幅に変わります。
リーマンショックの時に市税は激減しましたが、これは地方の一市長の裁量で動くものではありません。
西三河は全国の中でも、豊かな財政力を持つ地域です。
豊かな税収をどのように
市民のために使っていくか
ということが問われるのではないでしょうか。
9月定例議会の日程