【22.04.24】スクールソーシャルワーカー増員

いじめや暴力、問題行動・・・こどもたちの背景には、心の問題だけでなく、家庭や生活環境もかかわっています。そうした複雑にからまる問題の解決を学校のみで目指すのは容易なことではありません。
　学校内の問題は、これまでもスクールカウンセラーが配置されていました。子どもたちの社会的な環境と直接かかわりながら問題を解決するのがスクールソーシャルワーカーの役割です。

専門職は正規雇用で

岡崎市では平成28年度から配置され、昨年度は７人でしたが、今年度は11人に増員します。
　その内訳はロングパート５人、ショーとパート６人の何れも非正規雇用です。専門職の安定のためにも、本腰を入れて相
談体制を作るためにも、専門職の正規雇用化は絶対に必要です。

校内フリースクールも拡大

校内フリースクール（Ｆ組）も昨年８校から今年度14校へ拡充されます。
　今年度は、甲山、東海、福岡、美川、南、竜海、葵、城北、岩津、矢作、矢作北、新香山、北、六ッ美北の各中学校です。
　フリースクールは今までの「適応教室」とは違い、自分の教室へ戻ることを目的としていません。学校へきて、各自の能力や興味が発揮できるものに取り組みます。
　日本共産党は、フリースクールの拡大を評価しつつ、校外でのフリースクールの実施、担当の教師の専任配置を求めています。