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【23.01.29】保育士をもう一人!岡崎市議会 陳情採択せず

12月定例会に、愛知県保育団体連絡協議会から「保育士配置基準改善を求める意見書の提出について」陳情が提出されました。
 岡崎市議会文教経済委員会で審議されましたが、全員反対(日本共産党の議員は所属なし)という結果でした。

陳情の内容は

  ・子どもたちには、「あそぶ権利」や「発達の権利」がある
・70年以上、国の保育士の配置基準に変化がない
・現行の保育士基準では「災害時子どもの命を守れない」と感じている保育士が8割
・保護者の8割が「職員が足りていない」と感じている
・国に必要な財源を確保し、保育士の配置基準を改善することを求める

各委員の意見

<民政クラブ>
 岡崎市は国の配置基準より多くの保育士を配置し、早朝。延長パート保育士を採用するなど補助体制は整備されている。
 本市でも、延長など特別保育や加配の人材確保が追いついていないことは承知しているので、意見書の提出はしない

<自民清風会>
 国の基準より上乗せして配置している。待機児の解消に向けて受け皿の確保対策が喫緊の課題。
 基準を見直してさらに保育士の確保ができないと受入れ児童数が減ることになり慎重な検討が必要。

<大原議員>
 本市では、国より配置基準が上回っている部分がある。核家族化が進む中で共働きが増えて0歳児から2歳児を預けるケースが増えている。
 保育士が多いに越したことはないが、国は、共働き夫婦の減少につながるような経済対策に力を。保育士の質も今後の国や本市の取り組み状況等を注視する。

<三塩議員>
 名古屋で900名のパレードが行われ、災害時や水遊びに不安の声が上げられているは理解する。
 岡崎市では国より保育基準が高く設定されている。国の動向注視。

同様の陳情を 知立市、 安城市 は本会議で 採択(賛成) しています。

岡崎市が高い基準で設置しているからこそ、他の自治体でもそれができるよう国基準の引き上げるを求めるべきです。
 陳情の趣旨が全く理解されておらず、岡崎市の保育士の待遇改善にもつながらない大変冷たい議会の態度です。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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