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【23.09.10】株式会社 さくら電力1億2千万円の黒字

一昨年に発足した株式会社さくら電力(岡崎市の持ち株50%)の決算が9月議会で報告されました。
 さくら電力は再エネ(主には中央クリーンセンターと八帖クリーンセンターのごみ焼却熱から起こした電気と額田にある民間のメガソーラー)と市場電力を買い取り、岡崎市の公共施設に売電しています。
 今期間(2022年5月〜2023年4月)において 
売上20億8580万円
当期の純利益は
 1億2446万円の
黒字となりました。
 これには、昨年8月に、さくら電力が電気料金を変更し、電気料金の計算に市場卸価格を導入することで、岡崎市がさくら電力に支払う電気料金を約4億2000万円増額した結果です。


新電力がつぎつぎつぶれて・・

全国でこの間に広がった新電力会社の倒産が相次いでいます。
 多くが、市場電力を買い取ることで、電気の売買をしており、そのため、市場価格が高騰すれば、徴収する電気料気を引き上げなければ経営が成り立たなくなるからです。
 さくら電力は、市場電気と再エネの割合がおよそ半々の状態です。
 しかし、今後もロシアウクライナ戦争が長引き、限りある化石燃料が高騰すればその付けは、必ず市民の税金となります。
 市場価格に動じない安定価格を維持するためには、
・再エネの割合を増やす
・市場価格が高騰する時間(時期)を蓄電で賄い、市場電力の使用を抑える
などの方法があります
 今回、岡崎市は、電力需要の多い1月に行っていた中央クリーンセンターの点検期間をずらすことで、再エネ電力の割合を増やす計画です。
 温暖化対策はまったなし!
早く再生可能エネルギーの普及に、国や自治体を上げて取り組むべきです。

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鈴木まさ子 中根よしあき
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