活動紹介 − 議会報告
【24.12.15】給食の無償化について(中根よしあき 一般質問)
時期とテンポは?
内田市長が学校給食の無償化を公約にしたことについて、どのように進めていくのかを尋ねました。
実施時期については、「市全体の財政状況を踏まえながら、質・量ともによりよい給食を提供することを前提に検討していきたい」(部長答弁)と回答がありました。
実施のテンポ(たとえば1か月分、3か月分、半年分とふやしていく)について尋ねました。が、同様の回答で具体的なものはありませんでした。
たしかに厳しい財政はありますが、任期4年の中でどう実現していくかビジョンを示すべきです。
財源はどれだけ必要?
次に、中根議員は、財源について質問。小中学校の給食無償化は、約15億7千万円、保育園・こども園・幼稚園では、年間で約6億円、合計約22億7千万であることがわかりました。
愛知県にも要望を!
東京都では、無償化を実施する自治体に都が補助をすることになりました。財政力2位の愛知県に働きかけるべきではないかという中根議員の質問に対して、「県の知事会が国に要請しているので、愛知県に要望するつもりはない」という回答には、県にものがいえない岡崎市の姿勢がうきぼりになりました。
オーガニック継続
そのほか、無償化をした際、給食の質や量を担保すること、オーガニック食材の導入の継続・拡大を要望しました。
オーガニック給食の提供については、「検討を続けていきたい。」と前向きな答弁がありました。
子育て世帯のたいへんな暮らしに心を寄せて
学校給食の無償化は、子育て世代が大変な今こそ、早急に実現をするべきものです。
義務教育は憲法どおりに無償化するべきです。市長は公約に掲げて当選されていることを重く受けとめていただきものです。