活動紹介 − 議会報告

【25.06.19】こどもたちと先生のために32人学級拡大を!(中根よしあき 一般質問)

  岡崎市では、県の35人学級の上乗せで32人学級がおととしから実施され、小学校1年、2年生で順次32人学級が実施されてきました。ところが、今年度、小学校3年生で実施されませんでした。
中根よしあきは、その理由と、教員獲得の方法について質問しました。

人数の確保が 難しい

岡崎市では32人学級のために、教員を任期付き職員として市費で雇用します。通常は、教育委員会が行う選考によって、採用を決定しますが、昨年度の募集では、「現在の1,2年生に配置をするだけの人数しか採用できなかった」と答弁しています。

いろいろな方法で 教職員の確保を

しかし、県費教職員が不足した時には、教育委員会や学校が、必死になって人員を探します。
議員 中根は、「県費職員を探すように、講師登録をしている人たちに声をかけなかったのか、安城市やみよし市のように、一年の講師で来てもらうことはできないのか」と質問。答えは「不可」ですがその理由ははっきりしません。

予算の問題でなく やる気の問題

今回32人学級が拡大できなかった理由は2つ。 1つは、全国的に教員採用試験の受験者が減少して生きていること。
 2つ目は、他県の教員採用試験で、秋に二次募集をするところが増えてきたので、合格すればそちらを選択するという理由でした。
 予算の不足ではないということでした。市教委として32人学級をなんとしてもやろうという意気込みがなかったのではないでしょうか。


市職員の協力を 2回の試験実施を

そのために中根議員は「岡崎市は独自に市職員派遣型の採用方法(市職員で教員免許を持っている職員を3年間小学校に勤務してもらう)をなぜ取らなかったのか」を質問。市は、「30人学級実施検討会議では提言されたが、まずは教育委員会で確保することに努めると考えた」と答弁。
 もう一つは、選考試験を春と秋の二回に戻すことを提案。市は「春に3名合格した実績もあるが、結局辞退されている。なので秋だけの一本に戻したと」いう答弁です。

こどもとともに 成長できる教育現場 不登校についての提言も発表

「教員の働き方改革」の実態が進んでいません。教員に夢を持っていても、
真に子どもたちとともに成長できる教育現場になっていないことに一番の問題があります。
 日本共産党は参議院選挙の公約で「過度の競争と管理を是正し、子どもが学校に通いたくなるような学校改革」をかかげています。「不登校についての提言」も提案しています。

▲ このページの先頭にもどる

鈴木まさ子 中根よしあき
  • 日本共産党中央委員会
  • 日本共産党愛知県委員会
  • 鈴木まさ子フェイスブックのページへ
  • 中根よしあきフェイスブックのページへ